腕時計シェアサービスって、はなから詐欺だろう | 復刻版

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栄光より挫折、成功より失敗、勝利より敗北…。

 

 

この記事を読んで、
"腕時計シェアサービス"
なるものが存在したことを
私は初めて知った…。

でも、ビジネスモデルとしては、
有り得ないと想像する。
何故なら需要が、
あるとは思えないからだ。

もの好きが小数人、
利用するかもしれないが、
利益が出るほど、
借り手が付くとは考えられない。

高級腕時計が欲しい人は、
無論、自身で付けて、
自慢するのが目的だが、
一方でコレクションでもある。
蒐集(自己所有)も目的であり、
借りるわけが無いのだ…。

一部、ナンパ目的のバカが、
キャバクラで金持ちを装い、
女の子を口説くのに
あるいは結婚詐欺で、
相手を騙すのに
利用するかもしれないが、
せいぜい、その程度…。

さて、事業の目的はといえば、

もともと騙して、
高級時計を集めて、
他へ売却しつつ、
足が付く前にドロン!
という目論見であろう。

取り込み詐欺という、
昔ながらの手法があるが、
預ける人を募集して、
最初は代金を支払って、
相手を信用させて、
預ける品を多くさせて、
最後はパクって逃げる…。

 

730本(計16億円相当)が
未返却と記事にあるが、
集めに集めたり、
首謀者はしめしめと、
ほくそ笑んでることだろう。

ホームページを確認したら、
預託商品は順次返却する」
などと記載されているが、
こんなのは時間稼ぎで、
返却されるわけがない!

預けた人は気の毒だが、
残念ながら戻らない可能性が高い!
今頃は海外へ持ち出されて
売却されているだろう。

いずれホームページは閉じられ、
所在も不明となり、
The End

おしまいDEATH!!だ。
分かり切っている…。

この手の犯罪には、
警察も積極的に動かないし、
返しますと誠意を見せれば、
例え返さなくても
刑事告訴は難しいだろう。

そもそも、引っ掛かる方が、
不用意だと思わざるを得ない。
世の中、悪い奴ばかりなのだ。
「カモがネギを背負う」というが、

この場合、鴨ではなく、
カモにされているのである。

さて、大事なコレクション…。
私が理解出来ないのは、
傷付けられたくないので、
私なら絶対に預けない!

何故、預けたのだろうか?

高級腕時計を買う金持ちなら、
みみっちいことをしなくても、
金に困っていないだろう。
理解不能、分からない…。