初めての長崎旅行のこと | 復刻版

復刻版

栄光より挫折、成功より失敗、勝利より敗北…。

ジョージ秋山さんが亡くなった。
「パットマンX」、「アシュラ」、
「浮浪雲」など、振り返ると懐かしい…。
「アシュラ」には、強烈なショックを受けた。

と思ったら、まゆゆの引退が公になった。
AKBの中でも数少ない正統派のアイドル!
私的にはとてもショックだ…。
とても辛い日になってしまった…。

さて、本題に入るが、
このタイトルで"自粛警察"から、
「長崎旅行けしからん!!」
などとお叱りを受けそうである。
でも、今の話ではない…。
ん十年前、初めて行った時のことだ。

部屋を整理していたら、
書棚の奥の資料の中から、
初めて長崎旅行をした時の、
観光ガイド・バンフレット類が出てきた。
とても懐かしい…。



長崎は大きく変化しているが、
初めて訪れたのは、駅が木造駅舎の頃だ。
当時は、出島も復元される前で、
ミニ出島位しかなかった。



無論、今と比べてしょぼくて、
観光マップの記載も弱く、
スルーしたことを覚えている。



綺麗なイラストが描かれた、
主要な観光名所と比べて、
扱いがまるで違うのが面白い…。








原爆資料館にも行ったが、
当時は「長崎国際文化会館」の時代…。
今は建物が一新されているが、
一昨年行って、変貌に驚いた。



さて、凄いのは市内電車だ。
現在の料金は500円、
でも、その当時も500円!
ちなみに当時は一回100円!
こちらは3割ほど高くなっているが、
それでも超安い!

出てきた当時の乗車券は、
昭和63年「終戦の日」の日付だった。
つまり、30余年値上げ無し!!
消費税の分も増えていない。
これは実質値下げである。
頭が下がる思いがする…。



比較資料を挙げるなら、
これが当時の観光施設の料金。
グラバー園はほぼ横ばいだが、
崇福寺は倍(それでも安い)、
大浦天主堂など4倍になっている。



ところで、当時はハウステンボスは無く、
「長崎オランダ村」の時代だった。
翌日スケジュールに入れていて、
夜、食事をした店のお兄さんに訊いたら、
「しょぼいから行かない方が良いですよ!」
と、ただ一言…。



真に受けて行くのを断念した。
2,500円はちょっと高いし…。
(現在、施設の一部が利用され、
入園が無料だということを知った。)

さて、そんな夜、精霊流し を見た。
想像以上に凄まじい祭りだったのは、
以前書いた通りである。
色々な情景が脳裏に浮かんだが、
硝煙に漂う火薬の臭いと、
耳栓をした警官の姿が印象深い…。

今夏、コロナが収束していたら、
再び見たいなと思った…。
そして、皿うどんやちゃんぽん、
「夕月」のカレーが食べたい!