もうかれこれ「週刊ゴング」が無くなって20年近くに
なろうとしています。
しかし、いまだ自分としてはゴングは休刊、発行され
なくても「ゴング派」です。
いまや週プロしかなく、情報入手源も限られてしまい、
残念ながら十分な情報をが伝えられなくなっている
気がします。
かつてのゴングはまさに「現場主義」を貫き、地方会場
の試合も足繁く取材して、毎週の記事になっていました。
試合内容を中心とした記事を作り、撮影された写真も
ここ一番で決め技、ターニングポイントとなったシーン、
出来事を簡潔にまとめられた記事であったといえます。
この記事をみることで「いつ、どこで何があったか?」
を知ることできて、本当に役立ちました。
月刊時代には後半の最終20ページくらいは活字の
ページでアメリカ各地での模様をひたすら時系列に
報告された記事でした。
読むだけでも本当、一苦労でしたけど、ここから、
多くのもの学びました。
「事件は現場で起きている」と言われますが、
まさに現場で起きたことをひたすら簡潔にまとめ、
報告された記事を見ると、当時の現地の模様が
よくわかったものでした。
そういった歴史を持つゴングの「魂」をしっかり
持って活かしていくこと、それがゴングへ感謝
の気持ちになると思っています。