2023年2月25日(日)ふきの会 国立劇場小劇場 | 日本舞踊の面白さを伝えたい

日本舞踊の面白さを伝えたい

ふきの会は20余年にわたり、日本舞踊を見たことのない方にも理屈抜きで面白く見ていただきたいと数々の作品を作ってきました。日本中そして海外の方々にも日本舞踊の面白さを伝えたい! 

梢先生が逝って3か月半。あっという間に明日は、もう8月。

 

 

「2023年秋に国立劇場の再建工事が始まって、完成は6年後だそうです。

ということは、次の『ふきの会』の舞台は、今の国立劇場で最後の

坂東梢監修の会になりますね」

と話していたのは一昨年のこと。

「そうね」と言っていたのに、梢先生はいなくなってしまった。

 

亡くなった翌日、長唄三味線の重鎮・杵屋栄敏郎先生からメールを頂いた。

『梢さんは踊りが人一倍上手で、研究熱心で、センスも最高の人でした。

冨起子さんの会も立派に成功させましょう。それが供養だと思います』

 

そうですね。本当にその通りです。

まだできていないことだらけですが、稽古も本番も梢先生はいつも見ていると思います。

梢門下の会として恥ずかしくない舞台にしなくては。本番は2月25日。

お弟子さん達と気を引き締めて、来年に向かいます。