梢先生が逝って3か月半。あっという間に明日は、もう8月。
「2023年秋に国立劇場の再建工事が始まって、完成は6年後だそうです。
ということは、次の『ふきの会』の舞台は、今の国立劇場で最後の
坂東梢監修の会になりますね」
と話していたのは一昨年のこと。
「そうね」と言っていたのに、梢先生はいなくなってしまった。
亡くなった翌日、長唄三味線の重鎮・杵屋栄敏郎先生からメールを頂いた。
『梢さんは踊りが人一倍上手で、研究熱心で、センスも最高の人でした。
冨起子さんの会も立派に成功させましょう。それが供養だと思います』
そうですね。本当にその通りです。
まだできていないことだらけですが、稽古も本番も梢先生はいつも見ていると思います。
梢門下の会として恥ずかしくない舞台にしなくては。本番は2月25日。
お弟子さん達と気を引き締めて、来年に向かいます。