浴衣の着付けから始まった日本舞踊。
さて、浴衣を着るのに必要なものは
なんでしょうか?
思いつくのはきっと。。
浴衣!
帯!
今は、浴衣もインターネットで、お安く買えます。
なんなら、浴衣、帯、下駄の3点セットなんかもありますね。
でも、この3点セット。盲点が…1つ。
セットになってる帯が、身体にまく部分と、
結んだ部分が別々になってる「つけ帯」(作り帯とも言います)がほとんどなんです。
赤で囲った部分を、身体に巻いた帯にさすだけで、
かーんたーんに、帯ができちゃう優れもの!
ですが。
日本舞踊のお稽古では、「つけ帯」はNGです。
せっかくだから自分で結べるようになりましょう。
帯は、半幅帯を買いましょうね。
慣れてしまえば、30秒で結べますよ!
男性は、角帯です。
では、浴衣の下に何を着ればいいのでしょうか?
お祭りや花火大会に行くときには、
みなさん、浴衣の下に何を着てますか?
日本舞踊のお稽古では、
汗取りに…洋服でいう肌着ですね。
肌襦袢(はだじゅばん)
男役の時は、足をけっこう開く振りもあるので、
ステテコ
わたしはステテコは、汗ではりついて、すぐに破いちゃうので稽古中はスパッツ履いてます
えへ


その上に、女性は足が丸出しにならない様、
足と浴衣の間の滑りをよくするのに、
裾よけ (男性はいりません)
この裾よけ。
ちなみに、踊り用で探すと、「東スカート」なるものが出てくることがあります。
東スカートとは…
左脇側が、縫い止められていて、スカートのように丸くなっているのです。
そのため、普通の裾除けのように巻き付けるのではなく
足を通してはくんです。
これだとね、
足を開く男役ができないから、
ふきの会では、東スカートはやめようねって言ってます。
それから最後に、お祭りや花火大会には、身につけませんが
足袋
最近では、ストレッチ足袋や、くつ下型足袋とか、
履きやすい優れものもたくさんありますが。
お稽古してると
脱げちゃう
というわけで
あまりストレッチの効いてないものや
ちゃんと「こはぜ」のついてるものにしてね。
赤で囲った部分が「こはぜ」です。↓
以上のものが揃えば、完璧。
さて、記憶喪失の続き。
無事に2年生にあがれたわたしは、
「松の緑」
のお稽古に入りました。
わたしは、後に、ふきの会で
2回も「松の緑」に出会います。
冨起子先生は覚えているかわかりませんが、
わたしは、1度目の「松の緑」で
ふきの会を、逃亡しております

学生の時は、よくわからなかったので、感じませんでしたが、
ちゃんとやると
難しいんだもん

坂東流の名取試験でもある「松の緑」については、
もっと後に書けたら、書こうかな。
そんなわけで、
専門学校の2年を終え、
さようなら 日本舞踊〜
と言ったかどうかは秘密ですが、
数年後に、また出会うとは全く思わずに
日本舞踊とおさらばした辰起でした。
ではまた☆坂東辰起