次女の変調

 

これまで散発的に「腰が痛い」「お腹が痛い」と言ったことはありましたが

 

特に継続的な痛みを訴えることがなかったため

 

医療機関を受診する機会を逸し

 

ここまで腫瘍が大きくなってしまった

 

とばかり

 

思っていました。

 

しかし、次女と色々な話をしている中で

 

「実はずっと腰が痛かった」

「でも、まだ大丈夫かなと思って黙っていた」

「腰が痛くて鉄棒が上手くできず悔しかった」

「マラソン大会の間もずっと痛かった」

 

と真相を聞かされました。

 

私に対する遠慮のようなものなのか

であるならば、言えないような雰囲気を私が作ってしまっていたのか、

それは離婚のせいでもあるのか・・・

 

とにかく次女に対する申し訳なさで

 

「気づいてあげられなくてごめんよ」と謝りました。

 

辛い気持ちで落ち込んでいた私ですが

 

次女は

「私、看護師さんになる」と言いました。

 

「どうして?」

 

「私の気持ちや痛みなんてみんな全然分かってくれないと思ってた」

「だから、もしそんな子がいても私なら分かってあげられる」

「分かるよって、私なら言える」

 

父は号泣モンですよ、実際のとこ。

別に看護師さんにならなくてもいい。でも、その優しい気持ちだけは失わないでな。