先日3月24日無事にわたしと娘の2回目のピアノ発表会に出席することができました。


曲は私はスコットジョップリンのエンターテイナー、娘はディアベリ作曲アレグレット、二人の連弾はアラジンのアホールニューワールドです。


この日のために楽天で700円くらいで買ったシリコンのヌーブラをつけたら、予行練習で粘着力が落ちており自パイの重力に耐えきれず何の意味もなさなくて、当日あせってノーブラで出場。ノーブラなのにこんなに澄ましてピアノを弾いててわたしすごい。

わたしは太めなのでかがんでもポロリの心配もなく快適でありました!


昨年秋に義弟の結婚式もあったので娘の衣装は初めてわたしが手作りしました。

娘は赤やピンクが嫌いだそうでブルーです。


この本を参考に作りました。

でももう、二度とやりたくない…かな笑

縫うのがモジャモジャしてとても大変だったので作るとしても木綿の普段着のワンピースなら作りたいです。

でも前にミシン買ってあってよかったです。

この月居さんの本は他の本も初心者にもわかりやすく好きです。



ジャスミンの衣装は楽天の激安品ですが、十分でした。お腹が、ぽにょとしてて、最高笑い泣き

他のお子さんもベルやシンデレラもいてとても可愛かったです。


ところで、エンターテイナーの言えば映画スティングのテーマ曲。



発表会前に気持ちを作るために、スティングのDVDも見返しました爆笑
前見た時より面白く感じました!

わたしの大好きな映画、ジョーズの船長がガラリと雰囲気を変え紳士、むかつくだけど憎めない敵役を好演しています。
余談ですが劇中ロネガンは足を引きずっているキャラですが、演じるロバートショウが撮影前にスポーツで負傷して急遽そう言った設定になったそうです。


スティングの話はおしまい。

前回のブログで書きましたが、リハでは上がってしまい全然上手に弾けなかったわたし。

脳内にポールニューマン(ていうか、ヘンリーゴンドーフ)を召喚し、一音も間違えないこと、ではなくこの曲の世界を楽しむことに集中しようと気持ちを改めました。

そして、本番、1回目の時よりマシだけどやはり緊張してポールニューマン作戦はふっとんでいってしまいました。笑い泣き

結果、いくつか間違えましたが元気いっぱいに曲も止まることなく弾けたのでよかったです照れ

恐れていた失敗集
1、転ぶ
2、ポロリ、ドレスが破けるなど
3、花粉症のため短い曲なのに演奏中くしゃみがでる(練習ではありました、我慢できず)
4、ホールの大きや反響の感じがつかめず、音がちっさ〜くなる
5、4と似てるけどなんか元気ない
6、リズミカルな曲なので些細な失敗から調子が崩れて止まってしまう
などは起きずすみました。
例えそのようなアクシデントが起きたとしても本番は一度きり、やりきるしかないんですけどね。

娘はいつも本番に強く緊張しないそうです。
本番前にコツを聞いたところ「あんまり普段よりうまくやろうとか考えないことだね」という悟りを開いたセリフ。おじいさんのようなアドバイスです。

「でもお母さんピアノも違うし照明は眩しいし緊張しちゃうんだけど」と聞いたら

「あ、それは鍵盤と楽譜あるときは楽譜しか見てないから!凝視」と言われました。

「え、でもお客さんにぺこりんちょとか上手にできてるじゃんお客さんの顔を見ても緊張しない?」と聞いたら

「あ、それはね、みんなのおでこ見てる凝視目は見ないの」と。

なんと!おでこ見てたんだ爆笑知りませんでした。

娘は上手に弾けていました。

忘れもしない一昨年の7月9日一度目の発表会、わたしは妖精のハープとアイルランドの踊りという今から思えば簡単な曲を弾いたのです。

今までの人生の試練に比べればピアノは楽しいことですし、周りのお客さんも優しく見守ってくれていますからわたしはそんなに緊張しないかと思ったのです。

ところが当日ちびっこたちに囲まれて出演者の席で待っている時、ちびっこたちに
「ねーねー、どうしておばちゃんだけここにいるのー?(他のママさんたちは別の観客席で待機のため)」と聞かれて

「わたしも生徒だからだよっ!ガクガクブルブル無気力ネガティブオエー


みたいな状況になりました。



今回はその時に比べたら一日の流れもわかっているし楽しめたかと思います。


そして、アホールニューワールドですが、エンターテイナーが終わり、ほっとして頭のネジが一個どこかへ吹っ飛んで行った気分のわたしは楽しくなってきてしまい娘に舞台裏の通路で


「よっしゃいっちょやったるで!(ブギウギのスズコの真似)」


と人様の迷惑にならない程度に騒ぎながら舞台袖に行き、周りのご家族は緊張してらっしゃいましたが、舞台のセットとか見学して待ちました。


そして、連弾は娘がお客様から見える側で、伴奏者は奥なのでわたしのことなんか誰も見てないやと思って伸び伸びできました。


練習では娘が止まってしまってどこから入ればいいかわからなくなることもあったのですが、本番そういうこともなく最後まで流れで弾けて大満足です。


娘は緊張しないと書きましたが、アホールニューワールドが終わって舞台裏に来ると「これでやっと全部終わったよお!」と嬉しそうに言っていたのでやはり頑張ったんだなあ、偉いなあと思いました。


お母さんも燃え尽きました泣き笑い三日間ピアノをわたしたちはお休みします!笑

他の方々の演奏も素晴らしく次は何を弾こうかな〜ってワクワクします。


大人は(わたしが?)「先生こういうのがやりたい」て、ズケズケ言えるところが強み、楽しみであります。

ダメな時は先生はっきりと「これはまだフキコさんには早いと思います」て言ってくださるので、わたしは遠慮なく言っています。今のわたしに早過ぎたら寝かせておけばよいので。


夕飯は予約していた藤沢本町のサンタスサンカフェで脂いっぱいのステーキ!


これはデザートのキャロットケーキです。


直前の家族胃腸炎があり予定通り練習できない日もありましたが、家族3人でこの日を過ごせて大満足です。

前回は緊張からの解放で発表会後に夫が引くくらいサイゼリヤで炭水化物を爆食いし1日で2キロ太ったのですが今回はまあ、ふつうに一人前で済みました。(2キロ痩せたり太ったり忙しいな…)


今回発表会に出ている大人の生徒はわたしとわたしのお友達だけなのですが、どんなに簡単な曲だとしても自分も出るいうのは本当に貴重な体験です。


踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損魂が抜ける


ピアノは全然阿呆なことではないので語弊がありますが、わたしの座右の銘のひとつであります。


直前にYouTubeで「ピアノ本番前のみなさんへ」みたいな動画を視聴してて

そんなことしてるならピアノの練習しろよというかんじですが、YouTubeであかぼしりな先生がおっしゃっていた、「この曲と出会った頃のことを思い出して、難しい曲やな〜って思ってなかったやろ、素敵だな、綺麗だな、好きだな〜と思ったから本番の曲に決めたんやろ」というメッセージが心に響きました。


今回先生がご挨拶でおっしゃっていた中で印象に残ったのは「同じ曲何回舞台で弾いてもいいじゃない、レパートリーとして持っていたらいい」というお話で、わたしのエンターテイナーも今回原曲ではないので、本当はもっと長い曲だしいつか本当に未来の夢ですけれど原曲が弾けたら素敵だなって思いました!


普段から指導してくださった先生をはじめ、発表会に携わってくださった全ての方に感謝いたします。


明日はチアダンスの発表会ですよだれ忙しいよー


最後まで読んでいただきありがとうございます。