★生活
夫の生活は訪問サービスに助けられ、何とか回っている気がします。
夫の生活と言うより、私たち二人の生活ですね。
その大切な訪問サービスですが、予定は出来るだけ午前中に、午後はゆっくり過ごしたい。
ということで、朝の開始は木曜以外は9時始まりにしています。
朝はかなり忙しいです。
5:40の起床ですが、少し寝坊してしまうと修羅場になりますね。
8:30迄には食間の水分補給も済ませ、9:00迄には洗面・台所・トイレ水回り全て片付けます。
夫は、訪問サービス中は目を覚ましていますが、それ以外は寝てる時間が多くなりました。
サービス中はアレクサを使って音楽を流しています。
(ヒーリングミュージックやオルゴールの曲、安らぎのクラシック等)
午後は1:30頃から二人でお昼寝タイムです。
その後は車椅子に移乗して、3時の水分補給は車椅子で取れるよう努力しています。
ただ、訪問入浴日や往診日を除くと移乗可能な日は一月に20日程度です。
夫の体調や私の疲労度により、15日移乗できれば目標達成といったところでしょうか。
車椅子で過ごすのは1.5〜2時間ですが、1時間程度は新聞の読み聞かせをしています。
これは私の脳の活性化や口腔機能の低下防止にも有効のようです。
また私が音読している間は、しっかり目を覚ましている事が多いです。
礼儀正しい人ですから寝たら悪いと思っているんでしょうね。
ベッド上の暇つぶし?としてはYouTubeで時代小説の朗読や落語を流したり…
最近Audibleのお試しで、沢木耕太郎の深夜特急を流していますが、
朗読はいつの間にか寝ているので、どこまで聞いたのか分からなくなります。
最近買ったプロジェクターで天井にビデオを投影することもあります。
延長コードを繋いだり、台を運んで来たりと一手間かかるので、
どうしても土・日のお楽しみになってしまいます。
最近では、prime VideoでMAJOR CRIMES(重大犯罪課)・緊急取調室を1話ずつ最後まで観ました。
夫の顔はいつも左側を向いているので、天井に投影する時は、自動体交を左上げモード60分に設定します。
身体の左側が上がったら上映開始です。
意思の疎通に関しては、もう諦めています。
時に、今のは「イエス」で反応したんだよね。
と確信出来る事もありますが、そんな事は稀です。
ただ、時々見せる真剣な表情?眼力の強さとでも言うのか、
"やっぱり頭はしっかりしてるんだ" と嬉しく感動することもあります。
いろんな事がありましたが、診断後15年を無事に生きてきたことに感無量です。
ブログの皆さんにも助けられました。
いつも"いいね" に励まされています。
アドバイスのメッセージを頂くこともあります。
本当にありがとうございました。
これからも、老化に抵抗しながら、しぶとく生き抜いてやろうと思います。
一緒に頑張りましょう
ベランダガーデンでは薄ピンクのブーゲンビリアが清楚で涼やかです。