告示研修を終えて | 富家会のナラティブブログ

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日々綴られている患者様のかけがえのない物語=”ナラティブ”に関する取り組みを富家会グループ職員がリレー形式で語ります。

こんにちは。 富家病院透析室 臨床工学技士の 君島 遼です。

先日私は、臨床工学技士の告示研修に行ってきました。

まず「告示研修」とは何でしょうか?

簡潔に言うと臨床工学技士の追加される業務についての座学や実技についての研修です。

なぜ業務が追加されることになったのでしょうか?

以前から医師の働き方や労働時間について話題になることがありましたが

2021年10月より臨床工学技士法が一部改正されました。

日本臨床工学技士会主催で必要となる知識や技能について

習得する目的で行われています。

この研修で追加された業務として一部紹介させて頂きます。

それは血液浄化業務における血液浄化装置へ接続するための表在化動動脈

もしくは表在化静脈への穿刺・抜針・止血業務です。

また実技研修では医療の基本ともいえる清潔不潔の概念、手洗いや

ガウンの着脱の仕方などを教えていただきました。

今まで何気なく行っていた部分も今回の告示研修により再認識できたと思います。

これらの知識をスタッフにも伝えていき、患者様に安心して治療を

受けていただけるよう日々精進していきたいと思います。

写真:何年経っても緊張する穿刺の瞬間。毎日が学びの連続です。