丸8年の奇跡
2021年コロナの真っ只中に、R流ウォーク という講習を受け始めた。
月に1度、第2金曜日に会社を休んで国分寺までかよう。
2回目の7月は相対法という、身体の左右のバランスを整える目的の
動作を教えてもらう。この月は私の歩行困難を見かねた美冬先生が、正規の講習の前に、
私と友人Tに個人指導の時間をとってくれた。会場費のみで授業料は無料だ。
まだまだ、内容にはピンとこない私とTだったが、ありがたく受けさせてもらった。
その頃、ウオーターサーバーの水セットで人生2度目のギックリ腰になった私は
腰痛治し専門店に通っていた。
こでは10分程度の施術なのだけれども、動作がR流で教えてもらっている相対法と
よく似ている。そして、そこではみんなみるみる腰痛が治っていくのだ。
私の軽いぎっくり腰も会社帰りに5回通って完治した。
「ふうん、同じ理論ならば足にも効くかも、、、、」とR流で教えてもらった「横になった
状態で行う相対法」を家でもせっせとやってみた。といっても寝る前に5分~6分の
運動というか動作なのだけれど。8月はお盆なので、第2金曜日ではなくて、第4金曜日に
講習会は変更だ。なので、7月の講習会から8月の講習会まで、普段より日数がある。
他にはまだ教わっていないから、その間は指さすり、手さすり、赤ちゃん返り、
横になってやる相対法をやるしかなかった。反対に8月に教えてもらった立位での
相対法は、復習期間が8月の4週目から9月の第2週までと期間が短くて、
なじめず、「ちょっと違うかも?」的な覚え方しかできなかった。
それでも普段の生活では、講習会で散々言われた「下を向かない」ということを
ひたすら心がけた。
6月から9月まで、4回通って、私的には、自分の歩きがよくなっているとは
全く思えなかったけど、下を向かずに前を向いて歩くと、世の中の見え方が
変わっていった。
いつも足に集中していた気持ちが、周りに少しだけ行くようになったかも
知れない。
そんな時、9月のお彼岸にお墓参りに行こう、という気持ちになった。
脳幹出血で倒れてから、お墓参りに行く、ということができなくなっていた。
それまでは、春、秋のお彼岸には欠かさず行っていた。仏様事は絶対に蔑ろにしない
私だったけど、どうしても 行こう!という気持ちにはならなかった。
お墓は谷中なので、決して遠くはない。
墓地の中をうまく歩けないからという理由もあったけれども、自分のこと以外は考えれない
というか考えてはいけない、と思い詰める日々だったからだと思う。
そんな私が、丁度丸8年たった2021年の9月に「そうだ、お墓参りに行こう!」
と突然行く気になった。、その頃、私抜きで行っていた弟夫婦と母に同行することにした。
その日は9月20日、折しも私の脳幹出血から丸八年の記念日だった。
(忘れていて後で思い出しただけだったけど)
墓地をお墓に向かって歩いていると、??あれっ、私 右膝が曲がってない。
なんかふつーっぽく歩けている。どうしたんだろう??とびっくりした。
やだ、私ゆっくり慎重に歩けば、おかしな歩き方にならない?
いつから、そうなったんだろう?
昨日までは、友人Tがサポートしてくれていたからよくわからない。
今日は、お寺までタクシーで来たからわからん。
これはどうしたことだろう?8年経って、こんなことってあるんだ。
ひょっとしたら、一見だけでも、もとの私に戻れるかも知れない…。
to be continued.