途方に暮れた
大阪の気功の大先生曰く、母の不調は薬のせいだという。
入院中の母に「薬を止めればよくなるから、
全部止めようよ」などと、言えるわけもなく、
母を気功で良くすることはあきらめるほかなかった。
じゃあ、私は?なんで何の効果もないんでしょうか?と聞いてみた。
ちゃんと先生の気功も受けたし、リハビリも何か所も通っているのに・・・。
と言ったら、「今通っている施設の名前を言いなさい」という。
その頃、私は件の本郷と雑司ヶ谷のリハビリに加えて
人生初のぎっくり腰のために近くの整体へも通っていた。
その3つを告げると、「どこも最悪なので、そんなところに通っていては、
良くなるものもよくならない、すぐ止めなさい。別のところをさがしなさい」という。
本郷へは毎週土曜日に友人Tと一緒にランチを兼ねて行くことが、
習慣行事となっていて、止めろと言われても、困る。
雑司ヶ谷のスポーツリハビリに関しては、丁度前払いで20万円ほど支払ったところ
なので、今すぐ止めろと言われてもお金は返ってこない。
近所の整体も回数券6万円のうち、まだ1万円くらいしか消費していない。
大阪の先生からは、「自分が勧めるところがあるから、紹介する。
そこなら安心だからそこへ行け」とのことだった。
私は途方に暮れた。
この頃はまだまだ、頭もボサっとしていて、自分で決断することが難しい状態だった。
友人Tから、「すぐにじゃなくて、支払ったお金分が終わるまで通えばいいじゃん」
と言われて、なるほど!と思った。「紹介されたところへ行きながら、本郷だって、
行きたいなら行ってもいいと思うよ」と言われ、そういう考えもあるよな、と思った。
1から10まで言われた通りにしないと、自分の身体は良くならない、
そう思ってしまう私だったけど、そうしたからって良くなる保証はない。
何よりも今までやってきたことをピタッとやめることに私なりに強い抵抗があった。
気功の先生から紹介してもらった「歩きの講習」は、まだこの時期、
コロナ禍真っ最中で体験クラスはあるが、2か月先だということだった。
良かった。
当面それまでは今通っているところをこなして、その体験クラスに行こう、
そう決めた。
2021年5月世の中はコロナ禍真っ只中、世の中も私も先が見えない時だった。
to be continued.