第28回埼玉ピアノコンクール銀賞受賞、小林幹太 | 【フカヤ音楽バレエ教室】埼玉県深谷市のピアノ&バレエ教室

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おまたせしました。


第28回彩の国・埼玉ピアノコンクールC部門にて、銀賞を受賞した幹太くんおめでとうございます!!
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幹太くんは、このコンクールを受けたのは2回目でした。
昨年は準本選で涙を流し、来年絶対にリベンジしようと、みんなで決意しました。



前回越えられなかった準本選では、課題曲の中で
スカルラッティのソナタとカバレフスキーを選曲したのですが、本番前日で不安要素がみつかり解決できなく、顔がぱんぱんになるまで泣きながら帰りました。



本番では、その不安要素がふっとぶくらいの、彼の持ち前のセンスが光る演奏ができましたが、弾き終えた後、緊張のあまりリバースしにお手洗いに直行でした。笑
(笑っちゃだめだね。壮絶でした。)


そして、ここからの道のりがまた壮絶でした。
準本選に通過が決まった瞬間から、
『ロックオン‼️』
とはこういう状態をいうのか、というくらい自主的に私の練習室に通い、音大生並みに音をならしていました。



本選は、チャイコフスキー『四季』のDecember
《クリスマス》を選曲しました。
繊細で、弾むようなリズム感と、情感溢れる歌心を持ち合わせた幹太くんにぴったりな曲でした。


チャイコフスキーは、バレエ音楽の作曲家としても有名ですが、バレエで踊るために音を書いてるので、全ての音に描写がはっきりわかりやすく、楽しかったですね!
✨お屋敷で舞踏会の様子、雪がキラキラ舞い降りる、真っ暗闇の中、マッチで灯りをつける、
1年で1番ロマンティックで夢のようなクリスマスの夜〜

などなど全ての音にイメージを持ち胸を膨らませながらレッスンをしました。



そして本番の日、私のレッスン室で指を温めてから会場へ向かったのですが、またまた不安材料が払拭できず、泣きながら楽譜をレッスン室に忘れて手ぶらで舞台袖に行っていました、


本番中は、気持ちよくなりすぎてハッとした瞬間自分がどこにいるかわからなくなり、ありえないリピートをしてしまい、、
(舞台袖に引っ込んだ後泣き崩れたらしいです。)


客席で聴いていた私も終わった、、チーン
「奇跡は起きない」
と、断言していました。



そして結果発表の日。
信じられない奇跡がおこりました。
とってもお上手な演奏をした子達が先に名前を呼ばれ、あとは銀賞、金賞発表が残るのみ。

「銀賞、13番小林幹太!」

と名前が呼ばれました。
あとはあまりよく覚えていません。
いつも悔し涙を流していた彼が、ステージの上で初めての嬉し泣きをしていました。




次は金賞と、またすごいプレッシャーだね。
最高なご褒美を貰えたと思ってまたがんばろうね。先生にも最っ高なバースデープレゼントとクリスマスプレゼントをいただきました❤️



最後になりましたが、いつも1番近くでサポートくださるお母様のお力添えのおかげです。
いつもありがとうございます。



〜幹太くんのチャイコフスキー『クリスマス』は
3ヶ月後、2018年2月25日(日)深谷市民文化会館にて行います、
フカヤピアノ教室発表会でも弾いてもらいます。最高にロマンティックで夢のような世界です✨
ぜひ聴きにいらしてください音譜