今年も残すところわずかとなりました。一年の終わりと、平成の終わりが重なり、大きな節目を実感します。プライベートでは、iMac proとともに迎えた2018年。仕事ではMXの生放送からニッポン放送のラジオ番組でスタートした2018年。今年も色々なことがありました。皆さんのおかげで日々、素敵な景色を眺めることができました。

 

 自らの配信楽曲に加え、ももクロのWEB広告への楽曲提供や、でびどる!のエンディングテーマと、普段とは違う色彩で描くことができました。こういった、「依頼を受けて制作する心地よい不自由さ」はなかなかクセになります。

 

 2月の寒い日本から飛び出して、初めてニューカレドニアにも訪れることができました。24時間の滞在という超弾丸ロケでしたが、あの日、体を沈めた温かな海水と南国の日差しは今でも忘れられません。

 

 4月からはラジオ「Seasonning」の月曜日を担当することになり、週の始まりの1時間は、心を整え、日常のリズムのアクセントになりました。そこで大好きな「DAY BY DAY」をアレンジすることもできました。

 

 そして5月の「うたたねクラシック」。もはや今年のこととは思えないくらい遠い印象ではありますが、記憶には強く刻まれています。遠藤さんをはじめ、プロの演奏家たちとともに九州縦断。すっかり演奏旅行気分を味わえました。焼肉屋さんから小さな飲み屋。そして露天風呂。霧島のトロトロの湯はもう格別でした。

 

 夏のtropical vibesでは、銀座の屋上でトロピカルな夏の風を浴びることができました。春日部の寺フェスでは、セミや虫たちが飛び交う中でDJをしました。あの暑さは、まさしく熱帯ダンス。こどクラ!の蝉の声も耳に残っています。

 

 夏が終わると、あっという間に時が流れてしまいますが、5時に夢中!があることで、毎日程よく刺激的で、毎日笑っていられます。そして先日のリチャード・カーペンター氏の降臨。あの日のことは、人生においても大きな一日となりました。

 

 いつものことと、いつもと違うことの2018年ブレンドは、とっても美味しい一年でした。

 

 美味しいといえば、梅酒の消費量が最も多い年だったかもしれません。湯河原で出会った梅酒はすっかりお気に入りになり、今後も長い付き合いになりそうです。

 

 そうして迎える2019年。デビューしたのが1994年なので、いよいよ25年目に突入となります。昭和から平成、そして新元号へ。楽章が変わるように、時代の旋律が変わってゆく。文章を書くこと、音を奏でること。2019年のメロディーも楽しみにしていてください。それでは皆さん、良いお年を。