「一度でいいから見てみたい、ロケフェス完売するところ」


どうも、ふか丸です。ということで、先日は本当にたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。そして長時間、本当にお疲れ様でした。第5回となりました、「rocketman summer fes2014 thank you for the music!」。おかげさまで前売り券は完売こそしなかったものの、連日の告知や、先行販売という新たな試みの効果もあって、「大丈夫かなぁと不安な日々を送っていたこれまでの夏」に比べれば、今回は最後までグングンのびる「希望に満ちた夏」になりました。当日券も打ち切るほどの大盛況。もちろん、グッズもすべて完売。おそらくこれまでで一番だったのではと思うくらいの満員御礼ぶりも、みなさんが暑い中、足を運んでくれたから。本当にありがとうございました。


券売の不安がないからといって、のんびりと過ごしていたかというと、決してそうではありません。空間に余裕ができるとそこには新たな要素で埋められるもの。いずれにしても頭の中はこのイベントのことでいっぱいでした。やはり6時間という長丁場、いかに来てくれた人たちに楽しんでもらえるか。各アーティストに委ねる時間もありますが、さまざまなジャンルが一堂に会す空間は、組み立て次第で印象も異なるわけで、結局のところ、6時間DJをする気分なのです。


どういう流れで、どのように緩急をつけ、どこにスポットを当てるか。特に「5時に夢中!」ブロックに関しては、「ただ登場してもらう」だけでも充分盛り上がるのですが、せっかく登場するのだから、それぞれに光をあてたい。それは、頭の中に余裕が生まれただけでなく、番組やメンバーに対する愛情が深くなったからかもしれません。また、出演者側も、以前よりこのイベントに対する気持ちが強くなっていました。


岡本さんは、トークコーナーにも出演していただき、そもそもは変身前という狙いだったのですが、まさかの人間オーロラでの登場。結果、コスチュームは今回3ポーズ。美保さんも、事前に役者仲間の方とリハーサルして振り付けを考えていてくれました。そして志麻子さんは、だめもとでお願いしたのですが、ためらいもなくオッケー。1000人いようが関係ないエロテロリストぶり。また、5時夢メンバーではありませんが、杏子さんも、聴かせるところは聴かせ、弾けるときは弾ける、圧巻のパフォーマンス。それにしても、アラフィフ世代の輝きは本当に眩しすぎました。


そのほか、アーティストの方をはじめ、たくさんの人の力が結集し、お客さんの想いが合わさって、本当に素晴らしい空間になりました。さまざまなジャンルが集まっても、音楽がひとつにしてくれる。音楽でひとつになれる。あの距離感、あの音。リキッドルームは最高なのです。


会場をあとにした僕は、そのまま家に帰りませんでした。いや、帰れませんでした。夜風があまりに気持ちよくて、寄り道せずにはいられません。屋根を開けて、後部座席には大きなクラフトホリック。こんなにおいしいアイスコーヒーはあったでしょうか。熱くなった体を夜風が包み込む、日曜深夜のドライブ。オープンカーはこのときのためにあったのです。あらためて、最高の夜をありがとうございました。