いよいよ
本日発売となりました。
「life is music」
ここにたどり着くまで、
この言葉に出会うまで
必要な時間。
それは決して、
短いものではありませんでした。
小西康陽さんと作った
ファーストアルバム。
このとき僕は、お笑い担当。
やるせなす、ダンサンブル、
同期の仲間とコントを収録。
ロケットマンのテーマや、
ハトヤのリミックスはこの中に。
題字は、当時、よくつるんでいた、
バカリズム・マスノくんによるもの。
ここでもう、ロケットマンは僕ひとり。
でも、小西さんやFPM田中さんをはじめ、
たくさんのＤＪの方に参加していただきました。
小心者克服講座リミックスはこの中。
リリースイベントを行ったリキッドルームは
まだ新宿のビルの中。
あの汚いエレベーターと、揺れる床。
でも、すごくかっこよかった。
そして、
次回は自分の曲だけで一枚にしたい。
そんな想いで、ひたすら鍵盤に向かう日々。
全国のクラブでＤＪをしながら月日は流れ、、、
６年後、
はじめて、自分の曲だけで
作ったアルバム。
自分の音楽が
カタチになった瞬間。
ICEの宮内さんの支えがなかったら
どうなっていたことか。
自宅までバイクで二人乗りしたことは
一生忘れません。
楠田えりこさんや、
平松愛理さん、
一十三十一さん、
kainatsuさんらにも参加していただきました。
タイトルは、大好きな映画の影響。
karinさん、eicoさん、コオロギマリさん、
ここでも、いろんなアーティストの方に参加して
いただきました。
さかいゆうくんに唄ってもらった
in the lightはこのアルバム。
なんせ、ベースラインがかっこいい。
レコメンドコメントは中塚武さんと、
i-depナカムラヒロシさん。
二人はいまでも良き兄貴。
信じられないかもしれないけれど、
このときはまだ、
配信というものが存在しません。
はじめてのベストアルバム。
奇跡のiTunes総合１位
dancemusicはこの中。
まさか自分が歌う曲が、という感じ。
cosmeticsの曲。
LOVE IS ALLを聴くと、
いまでもいろんなものが浮かんできます。
そして、フェスのテーマとなっている
thank you for the music。
マイクを持って、
子どもたちの声を録りにいきました。
それまで抵抗があったのに、
顔を前面に出すことができるようになったのは、
時間とか経験とか自信とか責任とかのせい。
いつものことだけど、
あとになって聴いてみると、自分でも、
よくこんな曲作れたなぁって感心してしまうほど、
制作中は憑りつかれたように
音の世界に入り込んでいます。
トリンドル玲奈さん、verbalさん、
川嶋あいさん、lampのkaoriさん、
ありがとうございました。
そして、次の作品ができるまで、
一年も経ちませんでした。
はじめての紙ジャケット。
手書き。
オビコメントはエッセイストの華恵さん。
きらクラではじめてお会いしたとき、
この人にお願いしようと思いました。
亡き王女のためのパヴァーヌREMIXも、
きらクラをやっていなかったら
作っていなかったかもしれません。
すべては、出会い。
ここではじめてメジャーレーベルではなくなります。
一長一短。良い面悪い面ありますが、
このスタイルを選びました。
だから、一枚一枚が、
これまで以上に愛おしい。
たくさんのテノヒラに届けたい。
「life is music」
ryo fukawaとして、
はじめてのアルバム。
ただ、情熱だけで突き進んできましたが、
絶対に欠かせないものがありました。
それは、みんなの存在。
どんなに情熱があろうとも、
みんながいなかったら、
この一枚までたどり着けませんでした。
これまで支えてきてくれた、
僕の作品のためにお金を使ってきてくれた、
みんなのおかげで、今日があります。
本当にありがとう。
だれかの耳に届いて、はじめて音になる。
だれかの心に届いて、はじめて音楽になる。
この一枚が、
みんなの人生を支えるものになることを
願って。
