他人ごと・・・と利益の関係 | 1億稼ぐ美しい思考と美しいビジネスモデル達。 俯瞰思考と美しいビジネスの企て-集客売上アップの思考と作法

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集客テクニックや手法は何も生まない。「美しい橋」が架かっているか?美しい思考で美しい仕組みが出来ているか?日本一小さな県で、ネットを中心にプロディース業、会員制モデルなどを行っている田舎モノが儲かる、廃れないビジネスモデルや事例を語ります。

約4ヶ月ぶりの更新。
いかがお過ごしでしょうか?

先月、1日半で64万円というお値段そこそこの講義&ワークを開催しました。
客数が限られていたので10分で埋まってしまったのですが。
この件はまた後日書きたいと思います。


その中で「パクれるマーケティング」という章で、
「他人ごと」というコトについて話をしました。
サラリと話したのですが、結局のところ「うまくいっていないオーナー」は、
「他人ごとアンテナ」が高すぎると思うのですね。

どんな話を聞いても「あ。それはウチには関係ない・・」とスルーしてしまう傾向が高い。
そう思うわけです。


集客しかり売上アップしかり。
マーケティング全般に言えることですが、これらの共通点は何でしょうか?

そもそも論として、これに回答できないようであれば、
どんなセミナーに出ても有名講師の話しを聞いても身になりませねん。

他人ごとを自分ごとに変えるチカラ」

これがマーケティングであったり集客方法だと僕は思います。

要は「お客が集まらない」「売上が不安定」という事象の根本は
「ユーザーが他人ごと、私には関係ないと思っているから」です。

・距離が遠すぎる
・共感できない
・誰に対してメッセージを発しているか不明
・少なくとも「ワタシ」ではないことは確かである


・・・というケースにおいて人は「他人ごと」と認識します。


新商品が毎日販売され、
新しい質の高いサービスが無料もしくは安価でリリースされ、
業界という垣根を超えて異業種がどんどん進出してくる今。

「他人ごとを自分ごと」へとユーザーを認識させられるかどうか?
これが戦略であり、その「具体策」が戦術なワケですよね。


戦略は文字通り「戦いを略す」というコトでありますから、
「何を省くか、捨てるか」という部分はとてつもなく重要なコトです。
「あれもこれも・・・」では会社も社員のモチベーションも持ちませんので。

「捨てる」ことは「何かをつかむ」キッカケです。

捨てることが出来ない人間に経営者に「何かをつかむキッカケ」は訪れません。

知らないけど。

「他人ごとを自分ごと」に変化させる1つが「認識」です。


●他社から学ぶということ

パクる。


これはある意味必要です。
パクリと模倣の間で生き抜くのが商売人です。

ただし「異業種」から模倣するのがコツです。
間違っても「同業種で上手くいっている企業」から模倣はダメです。
それは「同じ土俵」で戦うという点において、なんら変わりはないからです。
戦いに負けた時には

「あいつ俺の所の●●をパクってさー。
まあ結局、あそこは上手く行かなかったけどね。ははは」

・・と遠まわしに貶されるので注意が必要です。
「勝負に勝てる」という確信あるときにのみ「同業種」からの模倣をオススメします。




僕たちは「興味があるもの」しか目に止まりません。
いや、目には入るのですが「認識しない」のですね。


「今日は白いハイエースと何台すれ違った?」


たぶん答えられないでしょう。
そんなものです。
「白いマキシ丈のスカート」でもいいですが。



でも。


自分が白のハイエースを買おう!と決めた時、町で道で必ず白ハイエースが目に入ります。


「見ようとする」から「見れる(認識)」のです。


見ようと思わなければ「見えない」というのも真理なわけですね。


「あー、あの会社つぶれたなー」

「あの業界、上手く行ってるなー」


という単なる感想で終わらせず、
その出来事を自分の仕事や業界に置き換えてみる。
これ大事だと思うですね。

「他人ごと」と感じていた意識を「自分ごと」にしてみるというコトです。
あえて「自分ごと」に変換してみるというコトです。

往々にして「発想力やアイデア」に優れた人は「この力」があります。

常に起こる出来事、事象を「自分ごと」にするのです。
だから多くのライバルが気づかない歪みや勝機に気づけるのだと思います。


例えば先月。
僕の会社は1週間で30件を超える注文といいますか、「ある問い合わせ」を受けました。

「お!これいいじゃない」

と思い、即実行しただけです。
販売しようと思った商品が「コンサル付きWEBの新規契約」です。
1件40万~です。
思った以上に問い合わせが多く、結局大半を断りましたが・・


さて、どこかを模倣したのでしょうか?

誰もが知っている会社です。

ソフトバンクです。


何をしたかは次回にでも。
考えてみて下さい。