リストビルディングという思考。 | 1億稼ぐ美しい思考と美しいビジネスモデル達。 俯瞰思考と美しいビジネスの企て-集客売上アップの思考と作法

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集客テクニックや手法は何も生まない。「美しい橋」が架かっているか?美しい思考で美しい仕組みが出来ているか?日本一小さな県で、ネットを中心にプロディース業、会員制モデルなどを行っている田舎モノが儲かる、廃れないビジネスモデルや事例を語ります。

リストビジネス

「商売は、名簿(リスト)で始まり名簿(リスト)で終わる」

ビジネスは、名簿に始まり名簿に終わります。
つまり、すべてのビジネスがデータベースマーケティングにつながってくる。
江戸時代の呉服屋なんかは、店が火事になったら、大福帳を井戸に投げこんで逃げるんです。
あれは特殊な、こんにゃくで作った紙を使っているから、文字が水につけてもにじまない。
で、火事がおわったら、井戸から大福帳を引き上げれば、ビジネスが再開できる。

呉服が燃えた損失は微々たるもの、それに比べてデータベースの焼失の損害は図り知れないということを商家はよく知っていたわけです。(ハイパワーマーケティング冒頭より)



今から5年くらい前にインターネットを知り、VAIOを購入した頃から
ずーーっと言い続けている一つが「リストの価値」です。
リストがなければ商売は出来ません。
当たり前。

見込み客がいれば商売は簡単。
その顧客に「こんなん発売しましたよ!」と知らせればいいだけです。
でも残念なコトに多くの人は「良いものは売れる」という刷り込み、妄想を信じていますので、商品開発とか製作費用に大切な大切なお金のほとんどをブチ込むワケです。
悲しいですね。



僕が相談を受けるのもそうゆー系が多いです。
「良いものは売れる」なんてーのは、高度成長期時代、そうですねバブルの頃まででしょ。
その時代は学生なので詳しくは知りませんが。

ファジーとかって言葉流行ったなあ。
ファジー機能。
・・・すごいいい加減な名前だな、おい。
相武紗季 っていう芸名くらい衝撃を受けますね。



THE リストビルディング。


つまり「見込み客」「ターゲット」を創りだすこと。
メールアドレスや氏名などをリスト化していく、創り上げる。
そうすることで、ビジネスは何が変わってくるかと言えば「規模」です。



見込み客をしっかり掘り起こしてますか?
顧客名簿をしっかり管理活用していますか?



今まで大小のプロモーションとか何度もやってきましたが、
うまくいくプロモーションはこの「リスト」を上手に賢く活用しています。

リストがあるというコトは「予測できる」というコトです。
妄想や「「だったらいいな」的な貧弱な発想でなく、
「大体これぐらいいくよね♪」って道筋が立てやすいのです。

飛び込み営業みたいに「手当たりしだい」っていうのはナンセンス。
プッシュ型ではなく、プルです。






●大企業と零細企業の大きな違いを教えよう


大企業と僕らみたいな零細企業の違いは何でしょうか?
これは僕には持論があります。
資金力とかそうゆーモノではありません。
情熱とかやる気とか目に見えないモノでもありません。



「数字を調整できるか?コントロール可能かどうか?」


一言でいえばそうゆーコトです。
コントロール・・と言っても粉飾とか、そうゆー系ではありません。

・今月残り10日で、プラス10,000千円の売上をあげたい。
・この一万個の在庫を全て2週間で捌きたい。



こうゆーコトができるのが THE 大企業。
大企業はソレが出来ます。

今期無理やりにでも数字をつくりたければ、なんとかなる。
この・・・「なんとかなる」的な所が大企業である所以です。
ここが儲かっていないお店やオーナーとの大きな違いです。


どうゆーコトか?

こうゆーコトです。


コピー機でも車でも何でもそうですが、
本社は販社や販売代理店にそうゆーモノを押しつけることが可能だからです。

「今期、追加でこれだけ売ってね。とゆーことで仕入れヨロシク!」

・・・・みたいな.
数字をある程度「押し上げたりコントロール可能」というコトです。



さて、本題。

僕達のように資金力もない起業や個人がコレって可能かい?ってコトです。



・・誰でも可能なのですね。

それを実現してくれる、手助けとなるのが「リスト」なのです。
リストは資産です。
決算書には出てこないけど、会社では一番重要な「資産」です。
最大の簿外資産かもしれません。

WEBのコンサルなどをやっていて思うのですが、見込み客を獲得する仕組みをページに入れていないサイトってたっくさんあります。
驚きます・・・・
いきなり買う人なんて、コンマ何%の世界だろ・・・・って思うのですがね。
でも全然そんなコトには目もくれず、せっせとSEO対策だけをしているんですね。



種を撒かなければ「果実」は手に入らないように、
ビジネスでも同じで「果実」ばかりを求めても、それは難しいのですね。


関連する記事:利益をもたらすモノ>>



小学生にでも分かる理屈です



「何を売るか」は次でもよく、

「誰に売るか」そして、

「そのターゲットへの接触方法」が無いと厳しいというコト。



■■□■よくある押し問答■■□■

相談者:「コレ売りたいんですよね」

僕:「いいですね!で、誰に売るんですか。
売りたい人への接触は出来ますか?(見込み客)
メールとかダイレクトメールとかでもいいんですが。
そういうデータ(リスト)はお持ちですよね?」

相談者:「いえ・・・でも商品には自信があるので売れると思うのデスが・・・」


僕:「新規顧客獲得のコストってめっちゃ高いんですよ。
大丈夫ですか?商品開発に全てつぎ込んじゃった系じゃないですか?」

相談者:「あう。。。資金は10万くらいしか無いでございます」


■■□■■■□■■■□■■■□■



データベースを構築していけば、収益は安定化拡大化します。
ネットをはじめて6年ほどですが、体感しています。
コレがあると数字もコントロール可能になります。




もし「育児中のお母さん」に薦めたい商品があれば、
商品をリリースする前にWEBやオフラインで「見込み客」を集めます。
冊子とか試供品とかお試し系などで。
そして住所や連絡先をコツコツと増やしていきます。
それがリストです。
まずはリストを作っていく。
それは大きな失敗を回避するためでもあります。


リリース前にまずがそのリストにコンタクトしてみます。
「こんな商品を販売します!今は先行予約期間です♪」

これで反応が悪いのなら、一般に向けて湯水の如く広告宣伝費を使っても効果がない可能性は大です。
リストはテストにも使えるのですね。
その結果が悪ければ「改善」すれば良い話しなワケです。


答えは「販売者」が決めるものではありません。
「市場に聞け!!!」が鉄則です。
聞くための手段の一つとしても「リスト」は活用できるのですね。