売上利益を伸ばす方法「JVする」 | 1億稼ぐ美しい思考と美しいビジネスモデル達。 俯瞰思考と美しいビジネスの企て-集客売上アップの思考と作法

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集客テクニックや手法は何も生まない。「美しい橋」が架かっているか?美しい思考で美しい仕組みが出来ているか?日本一小さな県で、ネットを中心にプロディース業、会員制モデルなどを行っている田舎モノが儲かる、廃れないビジネスモデルや事例を語ります。

僕が事業にコケて、資金が限りなく0に近くなったら何をするか?
たぶん「マッチング」だ。

A商店とB商店をマッチング、つまりJV(ジョイントベンチャー)の橋渡しの仕事をする。

というか、今でもこの方法で色々やっているわけだが。
一番確実で、方法や仕掛けさえ間違わなければ大抵うまくいく。


冷静に考えてほしいんだけど、多くの「儲からない」と嘆いているオーナーのほとんどだ「集客」に困っているワケであり、要は「客づけ」して欲しいワケだ。
※まあ集客しても仕組みや商品、そのバックヤードが悪ければ売れないのだが。

基本的はSEOであれ、コンサルであれ「客づけ」を願っている事に変わりは無い。



じゃあなんで多くの人が困っているかと言えば簡単で「全て自社で行おう」と思っているから。


JVという言葉を知ったのは今から12年くらい前。
建設業で経理の仕事をしていた時。
JVという言葉がしきりに出ていて、??だった。
教えてもらうと共同企業体という意味で、一つの工事を施工する際に複数の企業が共同で工事を受注し施工するための組織のコト。
なるほど。すげえな、この仕事の取り方・・・って思った。
大きな工事のほとんどはJVだ。


JV(ジョイントベンチャー)は最高の方法。
一人の力でなく、協業協力しながら仕事を完成させていく。
関わっている企業全体に利益が及ぶ。



例えば「ネイルサロン」を開業したとしよう。
多くの人は必至にDMを打ったり、広告を手配りしたり・・・大変。

そんなコトより「異業種の店舗のオーナー」に駆けよればいいというコト。
こんな感じでアプローチするワケだ。



「5千円以上利用したお客様に、このチケットを配布してもらえませんか?
このチケットを受け取る人には料金から500円引いて上げて下さい。
その500円は私(ネイルサロン)が負担します。」


これを美容室にお願いしたとしよう。
カットした人は料金から500円の割引を受けられる。
その条件は「チケットを受け取る事」
美容室には何のデメリットもない。
お客様は500円技術料(カット料金)が割り引かれるので嬉しい。


じゃあ、サロンは?

1人あたり500円でお店に来てもらえる。
こんな確実で安いコストで集客できるのに、結構多くの店はやっていない。
たぶんこれは「ちっぽけなプライド」が邪魔しているのだろう。
お願いしたりするのが恥ずかしい?!とか。


属性も「美」という共通のカテゴリーなので、ネイルに興味がある人は多いだろう。

「どんな業種、どんな所とJVを組むか?」

これがキモであり、どういうアプローチをして集客後のクロージングまで先に考えるのがコツ。


JVは「異なる業種。思いつかない業種」と組むのが一番。


「思いつかないなら考えらえないジャン・・・」と思うかもしれない。
大丈夫。
ぜひウチと契約してみて下さい。あり得ない発想であなたのお店と他のお店を繋ぎます(笑)





さて、ここからがさらに本題。


美容室に「500円割引」を提案する時にこうやってサラリとお話する。

「1カ月間は500円割引を私が負担しますので、
もしよろしければ広告や店舗にポスターとかチラシをお願いでみませんか?」



美容業界はほとんどのケースで「紙媒体」で広告をしている。
しかも月に1回とかかなりに頻度で広告を打つ業界である。

500円割引を他社が負担してくれるのだから、
美容室としてもどうせ広告は打つ意義・訴求すべき点があるわけで、
次回の広告では結構な割合で全面的に訴求してくれる。


●●美容室×●●ネイルサロン 500円割引開始中


・・・・・みたいに。
他人のお金で店舗名やサロンのPRもサラリと行えると言うこと。
広告を打ってもらえるように話す事ができれば、更に集客は加速する。




整体×美容師   みたいなJVとか最高。
市場を創るコトが一番上手くいく方法だと僕は思う。
市場を創るというコトは、オンリーワンになれるコトを意味する。



あと・・・「チケット」の内容(これ一番重要)

単なる割引でなく、もっとユーザーが欲する、メリットを得られるものにするコト。
単なる割引は一般的であり、それ以外のコトを盛り込み、企てるコトだ。
たくさん方法はあるけど。ここでは言わないけど。




●考えてみて下さい

JVって昔からある方法だし、効果もコストも安く収まる。
でも現実的にはやっている店は少ない。
その理由は簡単である。

「面倒だから」

オーナー自ら出向く必要があるし、そういう話の持って行き方をすれば分からない。
なぜなら、オーナーはその業界でしか働いた事がない場合がほとんどだから。
オーナーはその業界のコトしか知らないし、見ようともしないから。




もし起業とかコンサル系の仕事をしたいならココに勝機がある。

「面倒」なコトをプロフェッショナルにこなす。
こういう仕事をすると本当に喜ばれますよ。
ま、どうやってJVで自分がお金を徴収するか・・・・って問題はありますが。
業種によるが単価の高く粗利益の高い業種であればソレだけで結構な収益になります。




「ウチにご相談下さい。
あなたのお店、商品に相応しい見込み客を運んでくれるお店を紹介します。
すでに顧客と信頼関係のあるお店からの紹介、送客なので不特定多数に告知するより確実ですよ。」



こんなコトを言われて断る人ってそんなにいない。
断る方が難しい。





あ、そうそう。
少し形態は違うけど、ある整体スクールは美容師に目を付けた。
そこで上手い具合に収益をあげている。




整体っていいですよね。
絶対に今後も伸び続ける市場だと思うし。
いろいろな業界でも取り入れられるし。



整体付のパソコンスクール。
プロの整体がマッサージまでしてくれる個室サロン。
整体5分つき。ドラッグストア



うん。なんか意味不明だけど、美しいと僕は思う。



というか僕が整体師なら、色々な店舗に話をして店舗の1スペースを借りて、そこで商売しますね。