クライアント含め、多くのオーナーから相談やら電話を貰うのだが、多くの人は「お客」を選定しきれていない。自分のお店やショップの「相応しいお客」はどんな人か?
・年齢は?
・性別は?
・どんなライフスタイル?
・家族構成は?
・・・・こういう基本的なコトをまずは決めるコトだ。
「こんな人は弊社の顧客ではありません。他のお店へどうぞ」
と言い切れるレベルまで社内で徹底して決めよう。
外部にも宣言しちゃおう。
「私はこの店にまだ相応しくないな、、、、、」
と思ってくれれば、自分がその店に相応しい人間になった時に必ず着てくれる。
「誰でも歓迎!割引しますよ。おいでおいで。」
こんな店が多いわけですが、例外無く経営は厳しくなる。
僕の住んでいる鳥取市なんてその典型だ。
居抜き物件はあふれているし、人口数万人の街にびっくりする位の数の飲食店があふれている。
飲食店のオーナーは決まって「割引」を実施する。
割引クーポンや割引チケット。
僕の町でもホットペッパーのような地元密着型のクーポン誌がある。
毎号毎号、そこにはクーポンがのっている。
いやあ、大変だな。飲食店もこの雑誌出している会社も。。。
僕なら絶対に(クーポンモデル)はやらないけどね。
会社側からすればレスポンスが悪ければ次からは掲載しないだろうから、非常に危険なモデル。
たぶん1年後にはこの雑誌は消えているだろう…
出稿側(広告主)もさらに大変。
なぜならクーポンや割引で「お客様」は何名か来てくれるかもしれない。
でも考えてほしいのはそれは「一見さん」であり「リピート」はきわめて難しいという真実。
店舗ビジネスは「リピート」で利益を取る業種(基本的に)
だから1回目の来店を2回、3回と来店させる仕組みが必要。絶対に。
でも「割引チケットやクーポン配布」はどうだろうか??
簡単に言えばこういうコト。
「価格に引っ張られてくるお客は、他に安い所があれば、そっちに引っ張られる」
すっごく簡単だが、重要な考え。
「お金」を出して「相応しくないお客」を呼び込むなんてどうかしてる。。。
気まぐれな顧客にコストを払って繋ぎ止めるよりは、失ったほうがまし。
そう考えれば値引きや割引なんてしなくても済む。
じゃあ他にはどんな方法で集客するの?という話になるワケですが、そんなの山ほどある。
そういう事例もどんどん公開していこう。
たぶん。