茄子の一番果。

 

低温期に出来た最初の茄子は、固くて大きくならない。

一般に石ナスと呼ばれて、普通は摘果するものらしい。

 

 

でも、ウチでは摘果せず、そのままにしてある。

ふと見たらこんなに大きくなっていた。

 

摘果しないのはポリシーがあるわけではなくただのズボラ。

言われているようにそんなに大きく成長はしないが、

初モノとして収穫をよろこんでいる。

 

一番果は下の方に成るので、

地面に接触してるところは色が悪いし、

ダンゴムシに食害されることもある。

 

ネットで調べたら、苗が小さいうちは、

一番果に栄養を取られて成長が遅れるらしい。

そういうことになら一番果の摘果はした方が良いのだろう。

 

 

でもなぁ。

 

この時期はキュウリやナスの世話しなくちゃいけないし、

玉葱、ジャガイモの収穫時期だし、

福祉の方もあれこれいろいろ忙しいし。

 

誰か一番果が成らない茄子の苗を開発してくれないかなぁ。

接ぎ木苗とかならちょっと一工夫するだけで、

なんとかなりそうな気がするんだけど。(シランケド)

 

それか、かがんで作業しなくて良いように、

立ったままで摘果できる長い剪定ハサミの開発とか。

もしかしたら、そんなハサミがすでにあるのかも。(シランケド)

 

そんなズボラすることばかり考えていたら、

たぶん来年も「今年も摘果しなかったなぁ」なんて言ってるのだろう。

 

 

 

茄子の畑に菊菜が生えていた。

この畑の前作物は菊菜だったみたい。

昨年秋に蒔いた種子が春に発芽したのだろう。

 

こちらの菊菜もズボラな性格の様子。

「寒い時期にわざわざ苦労しなくっていいじゃん。

春まで寝ておこう」なんて考えたのだろうか?

 

なんだか親近感がわいてしまって、

雑草として処分することが躊躇われた。

 

この菊菜。

処分されずにホッとしているのだろうか?

しめしめと思っているのだろうか?

 

まぁ、ズボラはズボラで、

得することもあるみたいな野良~。