深草福祉農園ではしいたけも栽培している。

 

 

結構活発に発芽している。

しいたけが出るのって発芽とは言わないのだろうが、なんて言うのか知らない。

 

そんな季節になったんだなぁとしみじみ思う。

 

しいたけの榾木が影になるように梅の木の下に置いてある。

その梅の木に毛虫が大量に発生していた。

 

毛虫には詳しくないが、イラガと言う刺されるとものすごく痛いヤツもいる。利用者さんが刺されたら施設側の責任になるのだろう。対処する必要がある。

 

毛虫には詳しくないので、とりあえずスミチオンを散布してみた。

スミチオンごときでは効かないのか、活発に動いてるヤツやら、「まったく至って普段通りですよ」と言わんばかりにじっとしてるヤツらばかりだた。

 

それでも今朝見てみると姿を消していた。スミチオンが効いたみたい。

探すと何匹が残っていて、その生き残りの毛虫にちょっとモノノアワレみたいなものを感じてしまった。

 

農業は生命と直接関係するので、宗教とかと結びつきやすいと思う。

そうなのだが、まぁ福祉施設のブログなので宗教関係の話はしないのが無難だろう。

 

 

 

しいたけは一度水に浸水する。気化熱でナニヤラなるらしい。

良くは知らないがそうするものらしい。

 

利用者さんが手で移動・運搬してくれ、職員がそれを受け取り浸水するの。昨日、ちょっとだけ手伝った。

 

しいたけの榾木は3~4年で引退だと聞いた。

今、浸水してるやつが3~4年目のやつ。

 

その榾木を受け取ったときにえらく軽いことに気が付いた。

植菌するときの半分くらいの重さになっていた。

 

戯れに母を背負いてそのあまり・・・みたいな気分になった。

ここでもモノノアワレを感じてしまった。

 

 

こうやって文面にすると、なんだか思慮深い人間みたいだが、

 

本当はモノノアワレなんて一瞬で忘れてしまう野良~。