武蔵野市の課題──「人を育てるまちづくりについて」 | フカキミの……『いっぽいっぽ通信』ONLINE

フカキミの……『いっぽいっぽ通信』ONLINE

こんにちは、深田貴美子です。武蔵野市議会議員2期生、折々の活動報告や日々のできごと、思うこと……皆さん、いっしょに考えていただけませんか?

====================
2007年06月 第2回市議会定例会一般質問
====================

「人を育てるまちづくりについて」として、次世代を担う子どもの育ちを重視した環境づくりについて質しました。

1)不登校、引きこもりに対し、本人およびその家族が「支えられ感」を感じられる幅広い支援体制が望まれるが現状は。
→支援実績のあるNPO法人に委託している。今後は福祉・教育部門の両面から支援を進めていく。

2)市庁舎西棟に設置される「市民協働スペース(仮称)」には、コーディネーターの常駐や、市民との対話の場づくりが必要ではないか。
→NPOによる運営も視野に入れて検討をしている。
他に、ひとり親家庭への支援の充実および、学校選択制の現状、災害時の乳幼児を持つ家庭や、障害者へのマニュアル作成等の質問をしました。

【課題】

◎いじめ、不登校については、長期化する前の早めの原因究明と支援体制の確立が必要なことから、部・課を越えたサポート連携と福祉的観点からの支援が必要だと思います。

◎学校選択の弾力化については、子どもの環境整備は優先されるが、地域社会との共同的な意思を形成していく学びの場でもあることは、コミュニティ形成の観点からも一定の考え方は必要かと思います。

◎「公聴」機能を果たす「タウンミーティング」であるが、ヒアリングしたままではなく、課題抽出と解決の糸口にしなければなりません。また、言いっぱなしで「陳情」する市民の力を奪うような効果は避けるべきと考えます。