年越しに間に合わせようと急いで書いていて文章が粗雑になってきている!!!!!!


今月の26日、お隣の福岡県の北九州市小倉南区にあるG-pala(ジーパラ)というゲーセンで開かれた大会に参加した。
北と東は千葉、西は長崎、南は熊本より参加者が集い、また大物ランカーも招いての本当に大きな大会になった。

当日は開店前からゲーセンに着いたのだが、もうそこに並んでいる顔ぶれが既に大物ばかりだった。後から来る方もいて、よう久しぶりだなだとか自分も相手方も、そして他の人も大いに話した。ツイッターでお話したことのある方もいて思い切って声をかけてみたりもした。「あの全一表のふかけんさんですか?ええもちろん知ってますよ、もう知らない人がいないんじゃないかってくらい有名ですよ!」と言ってもらえたのが本当に嬉しかった。そして自分の作った歴代全一表が色んな人に知られてるというのがとってもビックリした。多くの人は出されてもスルーしているのかとばかり思っていたから。
また、自分と同年代ということでとても会いたかった大物ドンだーとも知り合うことができた。僕は向こうの名前と顔を知っているが、向こうは僕の顔はもちろん名前も知らないものだと思ってたから話しかけるのが中々怖かったけれど、杞憂だった。向こうは君の名前はは全一表と一緒に知ってるぜと言ってくれた。なんだかどこか対等になった気分でホッとしたのを覚えている。いや、同じプレイヤーなんだから元々対等なんだけどさ。


こんな風に人との出会いや会話を楽しんでいるうちにいよいよ大会が始まる。
スーパープレイも飛び交う中、自分は夏竜裏をプレイすることになった。ものの見事に大恥を晒した。本当に恥ずかしかった、全九州表作ってたから練習時間がなかったんですよ!!…スンマセン
大会の結果はこうなった。本州勢の大本命と思われていた静岡のプレイヤー(前述していた同年代の1人)が優勝して、準優勝は現日本一。そして第三位は先週のAOUでも三位に入賞した長崎の金名人の方。
と、結果だけ書いても淡白で面白みがない。この大会でとても印象的だった試合と選手について、感想を述べつつ紹介したい。


印象に残った試合は2つ。1つ目は東京の超人同士の試合。二人とも精度においては全くの互角で、この二人が相手に差をつけようと思ったら、自分の方が相手より秀でている分野の譜面を投げるしかない。お互い手の内は知っているからどんな譜面が刺さるか分かる。1人は相手が連打が苦手だということで連打曲である「VAMOLA!キョウリュウジャー」を投げ、もう1人は相手がイライラしてあまり詰めていないだろうと踏んで超リズム難の「郢曲/暁闇」を投げた。両者とも目論見は見事にハマり、互いに相手に綺麗に深く突き刺さった。合計点数は結局「VAMOLA!キョウリュウジャー」を投げた方が上回ったのだが、この勝負は自分の強みが生きつつ相手に刺さる曲を選ぶという二人の戦略に強く惹かれた。大会のルールの下で、どれだけどうしたら相手から一本とれるのか、という事を学ばせてもらった。

2つ目は熊本の金玄人と福岡の金名人の試合。段位で金玄人・金名人ときたら無論金名人の方が上である。が、実際スコアを比較してみると☆8~9は両者詰めてる曲は非常に均衡しており、☆10でもかなりいい勝負。しかし差が完全にないわけではない。☆10上位における精度というのは、やはり金名人の方がそこは一歩上手で、僕はこの試合ではその難易度帯の曲で一気に差を付けにかかるのではないかと読んでいた。
けれども前述したとおり、それ以外は本当に両者とも一歩とも譲らないぞと言わんばかりにスコアのつばぜり合いだ。この勝負はどうなるだろうかととても見応えがあった。
金玄人の選手が先にまず「クルクルクロックル」を投げた。いやらしい☆8のリズム難譜面、これは練習をしてこなかったらとても深く刺さる譜面だ。見事に金名人の選手から一歩リードする。次は金名人の選手が「スーハー2000」を投げる。この大会ではよくこの「スーハー2000」が投げられる場面があったが、大抵投げた側の圧勝になるパターンがほとんどだった。それだけとても個人差の大きな「☆10上位譜面」だった。しかし金玄人の選手はこの譜面を普段のプレーでしっかりやりこんでいて、深く刺されることはなく逆に跳ね返してみせた。結果この「スーハー2000」単曲におけるスコアこそ負けたものの、大きな差は生まれずに、合計得点で勝り格上の金名人相手に勝利を収めた。「嫌な下位曲をブッさしてくる金玄人」「ハイレベルな上位曲を叩きこんでくる金名人」というそれぞれの個性がよく出た試合になったのではないかと思う。二人のプレーを見たことのある自分だからこそ、この勝負は最初から最後まで食い入るように見つめ、そして終わりにはとても大きな拍手を送った。

選手として一番最高の精度をみせたのは、熊本からもう1人いらした金玄人の方。本番で「shiny smile(裏)」「エンジェルドリーム(裏)」を全良した。この時会場が大きく盛り上がった。九州で3番目に全良の多いこの方はこの大舞台でも実力を見事に発揮された。後でこちらの選手に全良は狙われてたんですかと尋ねてみたら最初から狙っていましたと答えてくださった。やはりそれくらい強気じゃないとこの大会の場の雰囲気というのは掌握できない。度胸、プレイヤーの中でよく言われる「メンタル」だろうか、それの強さが大会では大きな強みにんなだなぁ。


この大会で、「誰もやっていないことを1人でやり続けているのはとても大変で、またとても素晴らしいこと」だと色んな方から言われてとても励みになった。これからも全一表はコツコツと続けて行きます。これからもご贔屓にしてくださいませ(>_<)


また、プレイヤーとしても精進していきます。やっぱり太鼓の達人をしている以上、太鼓の達人の腕前・プレーで人を魅せれるようになりたい。


よいお年を!