欠損補綴の選択は基本的にはブリッジ、義歯、インプラントの3つです。

ただし、症例は限られますが親知らずが有効利用できるのであれば利用する価値は十分にありますよね!

 

このケースは右上の智歯周囲炎で開口障害が主訴でした。

右上8は右上7の歯頸部ではまり込んでおり、右上7は失活歯+不良補綴+二次齲蝕でした。

そこで右上7を抜歯して、右上8を7部に矯正移動させました。

《経過》

口腔内から失活歯+補綴歯が消えて、天然歯に置き換わったのは価値のあることだと思います。

本来、ヒトは乳歯から永久歯へ生え変わりは生涯1度だけですが、このようにもう1チャンスをものにできたのは非常に意義のある治療選択だったと思います。

 

MTM(部分矯正:一歯) ¥55,000~