☆☆☆
コロナおこもりの間、自分の覚えのために私の強皮症経過を書いています。同病の方になにか参考になれば嬉しいです
☆☆☆
2018年10月
膠原病(強皮症)による指先の潰瘍改善のために、細胞移植による『血管新生』療法に挑みました
ドキドキ心配、良くなるかもという期待。複雑な心境です
抗リン脂質抗体症候群のお薬として飲んでいる、ワーファリン、ベラプロスト、プレタール、ニコ(ユベラE)は血液が止まらなくなる作用があるので、3日前からやめました
臨床研究の同意書(循環器内科)、血管造影の同意書(血管外科)、皮下脂肪採取の同意書(形成外科)全身麻酔の同意書(麻酔科)などなどいっぱいサインが必要です
家族にも説明していただくということで、仕事帰りに夫にもきてもらい説明を受けました
さて、手術当日です
朝から手術衣に着替え、点滴で血管確保し、主治医が病室から付き添ってくれると言われたことをすっかり忘れて、病棟看護師さんと一緒に手術室へ
長ーい廊下の途中まで娘がついてきてくれましたが清潔区域の手前で、家族はここまでです、と
がんばってなー
行ってきまーす!私が頑張るわけではないんですがね、、、
手術棟は手術室が何部屋もあって、受付で今日手術を受ける人がみな緊張した面持ちで待っている。
付き添いの病棟の看護師さんが背中をさすったり、励ましたりしてくれる
「昨夜はよく眠れましたか?」主治医が駆けつけてくれました
さあ、いざ手術室へ
皮下脂肪を採取する形成外科医、血管外科医、麻酔科医、循環器医、看護師さんたち、、、
大勢に見守られて手術台へ上がる
それぞれの自己紹介(患者はしません笑)の後「よろしくお願いします」
『〇〇さん、今日は何の手術を受けますか
えー?まさかの術前口頭試問!
「えーっと、、、指先の潰瘍を良くするために皮下脂肪の細胞を手に移植します。皮下脂肪は太ももから取ると聞いています」
心の準備がないわりには良くできました(笑)
さて初めての全身麻酔
呼吸確保のため酸素挿管をされた。排尿のための挿管は麻酔が効いた後のようです。新しいパンツはいてきてよかった(笑)
ドラマでみるように、「数を数えてください」といわれ
「イチ、ニ、サン、、」
ホントにあっという間にわからなくなりました
