日蓮の予言。「須弥山」とは。 | みらくる☆彡

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弥勒菩薩は、兜率天で閻浮提(人間界)に下生する時を待っているという。
兜率天とは、須弥山の頂上の天部を指し、そこには七宝の宮殿があるという。
インド人は、ヒマラヤを「須弥山」として崇めているが、弥勒菩薩はヒマラヤの聖者なのだろうか。
だとすれば、やはり、ロード・マイトレーヤが弥勒菩薩なのだろうか。
否、インド人は、ヒマラヤを須弥山に見立てているだけである。

仏教の世界観では、直径120万3450由旬、高さが80万由旬(1由旬=約7km)の円盤状の水輪上に、同じ大きさの金輪が乗っており、金輪の表面上に、山や海などが乗っている。
そして、7つの同心方形の金山(ピラミッド)に囲まれて、中央で虚空に浮いているのが須弥山である。
密教ではこれを、『金剛界曼陀羅』と『胎蔵界曼荼羅』で表している。

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金輪上には8つの回廊状の海があり、内側の7つの海は淡水で、外側が塩水の海となっており、4つの島が浮かんでいる。
須弥山の水上部分は正立方体で、どの辺も長さ8万由旬あり、その下半分に四天王たちが住んでいるという。
そして、水面から1万由旬の高さの所で四周が1万6000由旬張り出し、そこから1万由旬の高さの所には8000由旬の張り出しがある。
更に、1万由旬高い所は4000由旬張り出していて、更に1万由旬の高さに2000由旬張り出している。
この須弥山の構造は、どう考えても「階段ピラミッド」である。

そして、一番上の張り出しに四天王が住み、須弥山の頂上には「三十三天の住居」があり、その中央にインドラ(帝釈天)の都城がある。
その都城は金で建立され、様々な宝石で装飾され、地面は綿のようなもので出来ているという。
まるで、都城が雲の上に浮いているかのようである。
須弥山とはまさに、 「天空の城ラピュタ」なのだ。

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釈迦はシャンバラを説いた。
アルザルにも階段ピラミッドが存在し、ジャングルや大河の存在も確認されているが、山や海は確認されていない。
もし海があったとしても、それは淡水だろうと「Mファイル」に記されているという。
須弥山の場所は、アルザルではないようだ。

インド・ヨーロッパ語で、キャンドル(candle)やシャンデリア(chandelier)はチャンドラ(月)を語源としているが、シャンバラ(chambhala)もチャンドラから派生したのではないだろうか。
いみじくも、初代シャンバラ王の名前を「スチャンドラ」と言い、須弥山の頂上の都城に住む「インドラ」の名前の由来も「月」である。
しかし、月内部に海や島は存在しないはずだ。

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須弥山の都城は金で建立され、様々な宝石で装飾されているというが、「ヨハネの黙示録」でも、「新エルサレム」の都市はガラスに似た純金で、城壁の土台はあらゆる種類の宝石で飾られていると記されている。
「須弥山」と「新エルサレム」は、同一のものと考えて良いだろう。

「ヨハネの黙示録」には、新エルサレムについて次のように記されている。

「その都は太陽や月が照らす必要がない。
神の栄光がそれを明るくし、その灯は子羊だからである。
その門は1日中閉ざされることはない。そこには夜がないからである」

(第21章23~25節)


より