実はおうし座の領域って
そこに入った”星”は、なかなか立ち上がれないんです。
なかなか起きて来ない。
いつまで寝てるのか？！
本当に驚くことがあります。
ちょうどいい日だまりを見つけて
一回くつろいだら
「火」がつくまでずーっとくつろいで
味わい尽します。
それがおうし座のおっとり感、穏やかさなのです。
もちろん、それもOKなんですが
それは、「草原のおうし」
（詳しくは『天空からのソウルメッセージ』を読んでください）
進化して「黄金のおうし」になる扉が開くのが
この新月でもあります。
黄金のおうし座のパワー発揮には
「きっかけ（火）」が必要になります。
内なるおうし座を立ち上がらせるのは
怒らせる、もしくは痛み（ムチ）を与えるのが一番早いんですが（笑）
わたしたちの原動力は
もうね、怒りや痛みや嘆きが原動力の次元じゃなくなってる。
もう怒りじゃ立ち上がれない。
痛みでも立ち上がれない。
嘆きでも立ち上がれない。
その感情を味わい尽し、感情を許した
その奥にあるピュアな自分からしか動けない。
表向きには、
怒りが原動力になっているようにみえるかもしれない。
奥深いところにある
自分の素直さ、ピュアさに出会ってからの行動じゃないと
うまくいかない。
怒りまでしか掘り下げない行動は
怒りになって戻ってくる。
痛みは痛み。
嘆きは嘆き。
これは、怒りを認めないことじゃない。
これがスピリチュアルの概念にはまる人が抜けられないところかな。
むしろ、「怒り」を許すことそのものが
ピュアな自分になってくる。
「怒り」に素直になる。
「痛み」に素直になる。
「嘆き」に素直になる。
ピュアになるってことは
「いい人」になることとはむしろ逆に見える。
ピュアなところに降り立った時、
内側から湧きおこる情熱や感動、感謝だけが
わたしたちを立ち上がらせることができる。
そこから立ち上がったエネルギーは尽きることがない。
「理由」を持たないから。
ピュアなところから
立ち上がるおうし座新月。