
確か平成20年1月から相模湖上流域巨べら釣り船宿の代名詞
『天狗岩』へヒョンな事からワカサギ釣りに通い出すと、旧知の先輩が巨べら会に居て、真冬の寒空小雪が降る中に総勢10名位の方が出船して行ったのを見て『こんな真冬にナイターかよ?アタマオカシイんじゃね?』俺は絶対にやらねーな。。。と。(笑)
そんな風に思ったのも束の間。。。毎週ワカサギ釣りに行き、隔週位で天狗岩へ宿泊し、店主のハジメさんらと一杯やるようになり、春のハタキ時分になったら『1枚で良いから拓7寸を釣らせてよ。』
で、3月末から毎週のようにへら釣りへ通い出すが、4月後半のゴールデンウイーク前半に3泊4日までやるものの、カタモノすら出せず、連休後半は家族、友達と千葉へ潮干狩りに行く予定であった。5月3日正午過ぎ富津海岸で潮干狩りを終え、美味い海産物でも食ってゆっくりして夕方フェリーで帰るつもりが、天狗岩に居る旧知の先輩から電話が入り『秋山終わったから明日辺りから本流が始まるぞ。』で、居ても立っても居られず、美味いものは何処へやら最短で帰れるフェリーを選択し、夕方には天狗岩桟橋に居た。ちょうどデーゲームの迎えから戻って来たハジメさんが『弁天ワンドにデカいのが入り始めたけど、今日はスレばかりでひとつも食わなかったから、明日か明後日じゃね?』と。弁天ワンドは小さなワンドで入れても2・3人の所をベストポジションで貸し切って船着けさせてくれ、なんとか1枚釣らそうとしてくれた。。。
この日は疲れもあり酒を飲んで就寝し、翌朝から開始するも前日同様にスレアタリばかりで合わせるアタリが出なかったのだが、日中になり少し暑さを感じるようになった頃、ウキがフカフカと突き上げられ、数度上下した後に『ドカッ』と力強い初アタリ。。。
長手の雌べらだったが尺半を超えていた。当時、どれ位あれば拓の7寸になるか?なんて知識は無く、ポリ袋を3重に重ねて作った、今で言うランドリー袋のような巾着袋に詰めた。それからが怒涛の快進撃だった。釣れるのは全て42㌢以上のカタモノのみで、夕方までに10数枚。尺半超えたのだけを袋に入れたのが合計3枚。デーゲームの迎えに来たハジメさんに袋を渡し、3枚ともデカいじゃん。これ1枚は7寸なるよ。他には釣れたの?42㌢以上だけで10数枚釣ったことを伝えると『そんなに出たの?通る度に絞っていたのは見ていたけど。。。』
その日の夕方も早くに寝て、翌朝再開する頃に件の先輩から入電。来たんだけど入れるかな?で、大丈夫だからおいでよと電話を切った後直ぐに尺半超えが出て通算4枚の尺半を手にした所で先輩に場所を譲って終了した。最初の1枚目が拓7寸ジャスト。。。
これがオイラの相模湖狂いの始まりだった。。。
それから10数余年。。。
尺半の釣れなかった年は去年ともう1回位。。。
去年は身体を壊しカタモノすら釣らずに終わったが。。。
今年は天狗岩で合計3枚のカタモノと五宝亭で現在までに11枚
少しずつだが本湖の宙釣りにも慣れて来た。青田ワンドの中も少しずつ分かって来た。
そもそも人と競うのが嫌になっていたから、枚数がどうだの、サイズがどうだのってのは自分の中での目標であって誰に追いつくだの誰のよりデカいだのなんて気持ちは更々無い。。。
うつ病は少しずつ良くなって来ているが、基礎疾患についてはやはりムリをすれば数字へ顕著に表れる。。。
でも、今がイチバン熱い時です。。。
冬期水位まで残り1か月。
おパンツ摺り上げてもうひとがんばりっす。。。
真冬は身体に良く無いので、ムリせず季節感を体感するだけに留め、平場の釣りに戻ります。。。