FUJIYAMAめだかです
さてさて、今日から3回にわたり
FUJIYAMAめだかで作出した天女の舞(松井ヒレ長)オロチをご紹介致します
時は遡り、FUJIYAMAめだかでは、オロチが出てスグにコイツのヒレを伸ばそうという計画がスタートしました
色褪せない漆黒のボディに黒いヒレ…
作る前からワクワクしてました
ヒレ長は劣性遺伝子ですが、F2で必ず出てきてくれるので、遺伝させる事は容易だと思いましたが、問題は体とヒレの黒さを維持させつつ、キレイなヒレ(ヒレの形と長さと色)を遺伝させるのには、松井ヒレ長にどんなタイプを使うかで、大きく変わってくると考え、先ずは2系統の松井ヒレ長を使用しました
で、まず第一系統の累代を重ねた松井ヒレ長オロチがコチラです
比較的、松井ヒレ長は横見での尾鰭、背鰭、尻鰭が注目されますが、自分は胸鰭の長さにもこだわっています
そうすると上から見たら、キレイだと思うのです
まだスマホです(笑)
以前ご紹介した松井ヒレ長ブラックも良いヒレの形をするのですが、どうしても白い容器で色褪せます
それに比べ、さすがオロチ!!
ずっと白い容器で撮影してても
全然色褪せません
全然ダメです
体の黒さはまぁまぁちゃんと顎や腹まで黒く
胸鰭も長いのですが…
全然キレイじゃありません
天女の舞(松井ヒレ長)は月日と共にどんどんヒレが伸びていきますが、このタイプは多分キレイになりません
伸びれば良いというわけじゃないんです(笑)
当然ヒレは飼育環境や、水でも変わってきます
それでも胸鰭が伸びていると優雅です
この系統はサタンとは違い黄色い色素が出ないので、後は黒を磨き上げていけば良い感じなのですが…
このヒレの形と色じゃあなぁ~…と言った感じです
という事でこの系統に別のヒレの形の良い血統の松井ヒレ長を追い掛けする事にしました
かけ戻しでは無く、全く別の松井ヒレ長を追い掛けです
それが第3系統の松井ヒレ長オロチです
上手く行ったかどうかは…
現状が物語っています
とりあえず第2系統は置いといて次回は
追い掛けした天女の舞オロチ第3系統がどうなったかをご報告致します