EcoFlowのAlternator Charger取り付けの続きです。
どこから電源を取るか検討してみました。
Puppy480は走行中にオルタネーターから電力をインバーターに供給することでサブバッテリーを使用せずにエアコンが使えるようになっています。
納車時に貰ったPuppy480の説明書の後ろに回路図がついていたので簡単なブロック図にしてみました。
※間違っていたら教えてください。
エンジンoff時はサブバッテリーからインバーターに電力が供給されます。
エンジンonでリレーがonになりオルタネータの出力がインバータに供給されます。
タイマーはオルタネーターの出力が安定するまでの間リレーがonにならないように遅延させるために入っていると思われます。
オルタネーターチャージャーの電源をどこから取るかですが、
サブバッテリーから取ると、走行充電器の出力電流がMAX25Aなのでオルタネーターチャージャー充電電力をの300W以上にするとサブバッテリーから持ち出しになってしまいます。
厳密にいうとソーラーパネルの発電分もプラスできるので、晴れた日の走行中であれば500W以上で充電できるかもしれませんが。
ただし、オルタネーターチャージャーには逆充電モードがあるので、このモードで使うとサブバッテリーの容量+DELTA2MAX容量という形で使用できるメリットがあります。
オルタネーター出力(ブレーカーの手前)から取ると、走行中は充電電力800Wで充電可能になりますが、走行充電、インバーターへの電力が不足すると思いますので、走行中のエアコン使用ができないのとサブバッテリーへの充電電流も少なくなる可能性があります。(ソーラーパネルの発電分はサブバッテリーを充電できます。)
逆充電モードにすると走行充電器を経由してサブバッテリーの充電が可能になります。
私の場合は走行中にエアコンを使用することはないので、オルタネーター出力(ブレーカー手前)から取りました。
検証後変更するかもしれません。
※オルタネーターチャージャーの電源取り出し位置については推奨しているわけではありません。
マネして取り付けして不具合発生しても責任は取れませんので自己責任でお願いします。
マイナス側はこの沢山のアース端子がネジ止めされているポイントから取りました。
フューズホルダーはこの場所に固定。
エンジンかけて発電量をチェックしてみました。
アイドリング状態だと760Wぐらいで電圧が13.0Vまで下がるのでこのぐらいが限度ですかね。
充電開始電圧はデフォルトの13.0Vになっています。
充電電力を500Wに変更すると電圧は13.2Vぐらいまで上がります。
サブバッテリーの走行充電もあるので500Wぐらいで充電させるのが良いのかなと考えていますが、いろいろ試してみたいと思います。
溶けたフューズホルダーも交換しました。
圧着端子で接続するタイプに交換します。
元についていたヒューズホルダーよりも大きいのと、配線の被覆が固くなってしまった部分カットすると元々付いていた場所には取り付きません。
溶けていない側の配線を外したところ、銅線部分が黒ずんでいたのでカットして取り付けました。