五合目からでも感じること。
頂上がとても近くに見えるのに、今いる場所からなかなか登れない。
そうです、木が茂っている山登りは直前まで頂上が見えないのでハイキングの延長線上に頂上があります。
ところが、富士山の様な高い山になると、頂上付近では木々が無くなりひたすら頂上を目指すことになります。
すぐそこに見える頂上がとても遠い事に気付くわけです。
最近のテーマは、基本から逸脱しないシンプルな射撃を目指しています。
ここに来て再確認できた事、迷いが無くなるほど練習して来た事をお話ししたいと思います。
据銃姿勢は射台に対して縦横の基準線をしっかり作る事。この基準線とは射台に対して身体の線です。
射台に対する横の線は右利きの場合大半のシューターは左にずれています。
つまり正面立ちという事ですね。気がついていないと思いますが殆どのアシューターは正面立ちしています、無理のない据銃姿勢で横の線が射撃のセンターに来る様になると思っている以上に右側に身体は向くはずなのです。
イメージは腰に腕を置いて肩は動かさず頭を傾げずゆっくり左に頭だけを回します(目が先行してはいけません、自身の効き目のセンターは動かさない)、
そうするとほぼ真横まで回す手前に肩が突っ張るところがあるはずです。その突っ張る手前が左右の中心です。
どうですか?射撃姿勢の時よりも意外と肩が右向きではないですか?この感覚は意識しないど間違いなく身につきませんし、汎用射撃銃は全てこの様に据銃できる様に作られています。
これが出来ないシューターで銃床をカスタムするのは致命的な間違いなのです。
さて、しっかりスタンスが確立したら横の線の中心センターラインに対してのガンマウント(縦の線)がテーマとなります。
縦の線は体格等の固有の物が要因となりますが次回お話ししたいと思います。
横の線が見えて来ると縦の線はあっという間に見えて来ます。これってすごい事なのです。
つまり99パーセント横の線を見つけた者が優位になるという事です。