すったもんだの末に、急転直下で開催が決まったこの決勝戦。
試合が開催されることを1日前に知った相手チームのファンサポーターは、駒場にやって来る術もなかったようだ。

対戦相手となる、韓国のWKリーグ11連覇中という絶対女王、仁川現代製鉄レッドエンジェルズも、外国人FWの2人がベンチスタートとなって、スタメンにはFW登録の選手がいないという異常事態。
どうも2人は怪我をしていたようで、メンバー入りはしたものの、結局最後までピッチに立つことはなく、そのうえ、凱旋帰国となった田中陽子もコンディションが整わなかったようで出場しなかった。

試合の方は、前半13分に痛恨のミスで先制点を献上してしまったが、電光石火の反撃で逆転劇を演じた浦和Lが、初代アジア女王の座に輝いた!
まだまだ課題の多い女子リーグ。
しかし、欧州でもバルセロナしか達成していない男女大陸王者という偉業を達成した浦和Lを讃えずにはいられない。

今日はリーグ戦のアウェイでの神戸戦。
神戸が千葉Lに敗れたため、戦わずして浦和のリーグ戦連覇が決まったが、やはり、直接対決で勝利して…