2000年5月、世界に先駆けて日本でリリースされた、およそ5年ぶりとなる彼等の7thスタジオ
・アルバムはオリコン2位を記録するヒットアルバムとなり、米英でもひと月遅れでリリースされると、全米では9位でしたが、全英では1位を獲得します。

そして、7月からの日本からスタートした久々のワールド・ツアーは、4大ドームツアーを行って、8月には解体前のウェンブリー・スタジアムで最後のコンサートを開催するのでした。

そんなわけで、今日の一枚はこちら↓
M1:イッツ・マイ・ライフ
M2:リヴィン・オン・ア・プレイヤー
M3:禁じられた愛
M4:キープ・ザ・フェイス
M5:サムデイ・アイル・ビー・サタデイ・ナイト
M6:ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド
M7:サムシング・トゥ・ビリーヴ・イン
M8:ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ
M9:夜明けのランナウェイ
M10:恋の切り札
M11:哀愁のマンデイ
M12:ジャスト・オールダー
M13:サムシング・フォー・ザ・ペイン
M14:バッド・メディスン
M15:ワン・ワイルド・ナイト 2001

2001年に発表された、全米20位を記録した彼等にとってデビューから18年にして初となるライヴ・アルバム、ボン・ジョヴィの『ワン・ワイルド・ナイト』です。

これまではスタジオ・アルバムのボーナス・トラックや限定盤、シングルのc/w等にライヴ音源は多々収録されていましたが、このアルバムは、オーストラリアでは、メルボルン公演の模様が追加収録された2枚組の限定版もリリースされて、日本では、独自企画のベスト・アルバム『TOKYO ROAD〜ベスト・オブ・ボン・ジョヴィ−ロック・トラックス』が3月に発売されたばかりだったこともあり、海外とは半年遅れのリリースとなって、ジャケット・カヴァーも異なるものでした。

先行シングルとしてリリースされたM15(c/wはアルバム未収録)は、リッチー・サンボラがデモ音源にオーヴァーダビングを行った唯一のスタジオ音源で、全英10位を記録したほか、スペインで4位、ポルトガルで6位、ルーマニアでは7位を記録するなど欧州各地でヒットしました。
また、M8(c/wはアルバム未収録)は、オランダで26位、ドイツでは45位を記録しています。

ニール・ヤングのM6やブームタウン・ラッツのM11といったカヴァー曲も収録されているこのアルバムは、1983年にリリースされたデビュー曲から最新アルバムのヒット曲まで彼等のヒストリーが凝縮された“ベスト・オブ・ライヴ”とも言える一枚です。