再考をする 42 2024/6/29~2024/7/23 | 藤原航太針灸院

藤原航太針灸院

痛み・痺れ・麻痺・自律神経症状の難治例の検証と臨床

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02TFEYu18ijUz3CPnUNmBgdNQpdgZCpQ86xrXrwZ14Z5mi94nDvPmTzpJYKakPCX6Pl

 

>>手術はまだ考えてない。術後は数カ月は歩行困難と聞いたし仕事に支障をきたす。ただひたすらトレーニングとストレッチだけ※1)2024/5/1

 

>>まだ仕事や生活に支障はないのでストレッチとトレーニングと通院で頑張って行きます※2)2024/6/28

 

この類の臨床像は重症度が高くなるに従い、僅かな負担も鋭敏且つ強大にネガティブな自覚を得る為、トレーニングやストレッチは本能的にも出来る状態ではなくなります。ここで興味深いのは、軽症であればトレーニングやストレッチは良いと考え、重症であればトレーニングやストレッチは悪いと考える、思考の差異、或いは重症度が移行した場合であれば思考の転換が見られる点です。

 

軽症だから耐えられるだけ、重症だから耐えられないだけ、では、そもそもコレは何だろうと、私から見たら軽症でも重症でも負担には変わらないのですが、視点を変えれば軽症と見られる >>支障がないので の時から、重症度の高い臨床像の生活様式を真似する事で更に負担は減らせる事が分かりますし、

 

仮に >>支障がないので が、鎮痛剤その他の薬物で誤魔化された状態で、継続的なトレーニングやストレッチが行われているのであれば、薬物の弊害に曝露するリスクは勿論、既に脆弱な腰周りの構造上の問題を進行させ続け、それに伴い薬物も盛られ続ける悪循環に陥ります。人間はその時々の重症度に従い、その範囲内で出来る事を行おうという思考を持ちがちですが、ヒトはそんな事を考えなくても勝手に良くなろうと機能する生き物なので、その機能を思考と行為で邪魔しない事が大切だと考えています。

 

※1)https://news.yahoo.co.jp/.../7802047436c1af2b58944d8d672d...

 

※2)https://times.abema.tv/articles/-/10132380?page=1

 

※関連)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/7913663905391473

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid06tg4FPMAVR55Rho49vBc6rixATRUbMJc3xuB1pMyEo2j6NHonaMC8ZxoBJpYfMnol

 

https://news.yahoo.co.jp/.../14725e50f1b1ba2eff917d505cfe...

 

>>神経を持たない植物は様々なストレスにさらされると、細胞内に急激に GABA が蓄積することが報告されています※1)

 

>>ゲノム編集によって作出したイネを乾燥、冠水、高塩などの環境ストレスにさらした結果、植物体内のGABA含量はさらに上昇し※1)

 

ヒトも炎症や空腹等を代表とする身体/精神/環境ストレス全般に曝されると、自律的にGABAが増強され、ネガティブな体内環境を律しようと機能する事が示唆されています。ただ、アルコールやベンゾジアゼピン等のGABAを増強する物質を外から入れた環境に適応し、ネガティブフィードバックが惹起されると、自律的にGABAが増強し難い病態に陥り、今度はストレス全般に脆弱となる反転現象が継続する不安があります。

 

その為、当該神経伝達物質が本来持つ機能の鏡面的な、不眠や不安、焦燥、衝動、凶暴、攻撃、妄想、幻覚、痙攣、筋硬直等々が表現されますし、左記症状は極々一部分に過ぎません。イネもヒトもストレスを加えるとGABAが増強されるようですが(ナス科も有名です)、前提となるストレスが存在して、その結果論として抑制性神経伝達物質が増強されている背景も含め、切り張りせずに全体を眺めると、

 

>>一方、もみの量は増えたが、実が入っていない割合が増えることが分かった※2)

 

イネが示した現象もまた、どこかヒトと通じる部分もあり興味深いものです。

 

※1)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.shimane-u.ac.jp/.../00341042/20240312release.pdf

 

※2)https://news.yahoo.co.jp/.../14725e50f1b1ba2eff917d505cfe...

 

関連)https://ameblo.jp/fujiwaranohari/entry-12606462673.html

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02vFJnKG2sZALT6C92Vhco5sAk9tnosxCaVGhhYrNeFMreNh94Q2cr7wKehshER6Pdl

 

作用/副作用と離脱症状は起因から何から全くの別病態で、左記を混同すると深刻な事態に陥る場合がある為、その強いヒントを個々から得るには、服薬歴と服薬内容、時系列が必要となるものの、多くは服薬契機となる○○病、○○障害、○○症候群と呼ばれる不明瞭な看板が前提となり、当該病状の増悪、或いは新規疾患の惹起云々と、出口が見えない話題に終始しているのが現状で、これが合法薬物の最大のネックで、処方側にとっては最大の逃げ所です。

 

どこか具合いが悪いとなったら、先ずは食べている物、飲んでいる物から考えるのが適切で健全かと思いますが、薬やワクチンも身体に入れている物と忘れてはいけないと思います。離脱症状は惹起されて寝たきりになってからでは面倒臭い事だらけですし、死んでからでは遅い為、そのようになる前から、惹起リスクや惹起した場合の重症度、長短の事前指標として、考えられる状況を現場ベースの実際も含め、抽出して以前から述べてはいるものの、

 

同一レセプタに影響を及ぼす物質の摂取(例 ベンゾとアルコール等)、リデュースする物質の頻繁な摂取(例 ベンゾとニューキノロン等)、他、頓服的な使用、頻繁な飲み忘れ、服薬時間の頻繁なズレ、他はシェア内のA)とB)のような、同じ「ベンゾを10年服薬している」としても、同じ”10年”でも力価や作用時間が異なる薬物に変わり続けていたか、或いは同じベンゾを10年服薬し続けたのか、或いは図のように一旦の休薬期間が存在したのか等々で、リスクは変動します。

 

ヒトの身体は基本的にリセットは出来ないと思います。たまにクラッシュアンドビルドと聞きますが、それはヒトの身体では通用しません。薬物等で変性したレセプタが既に存在すれば、仮に次も同一の標的レセプタを対象とする薬物を入れる場合、既に変性したレセプタが相手になる為、思うように(説明書、教科書通り)いかないのは寧ろ当然ですし、その間もヒトはレセプタ含め、自律的に変化し続けている事を忘れてはいけないものです。

 

その為、逆説的な視点ではこれらのリスクを拾っていたとしても、今後は拾わないように注意する等、幾つも直ぐにでも取り組める事はあるのですが、具合いが悪いと中長期的な将来像には意識が行かず、短期的な病状を何とかしようと、より拗らせていく事例も多いと思います。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02WJNbojKAYpr1btJr1mcd6H4RRMLFhS3cfkcdqvExnauaHitqcEYD5Hg3XfATSVLTl

 

コメント欄に位置関係の参考を添付しますが、幾つかの理由で椎間孔が狭窄すると、神経を支持する靱帯のテンションも緩くなり、自由度の上昇に伴い過剰な伸張位が取られ、易受傷性になると推測されますが、その前段階となる左記の狭窄理由を挙げれば、椎体の摩耗、椎間板の摩耗や脱出/突出、椎間関節の落ち込み、滑り、骨棘の形成等々が単独或いは複合的に存在し、また、これらは写真で分かる為、どうしてもこれら骨性の構造的異常に目が向きがちで、形を整え孔を拡げ、スペーサーを噛ませ板をあてがったりと、

 

Goldthwaitの言説に今も引っ張られているのかもしれませんが、当該生理学者は椎間板ヘルニア以外にも同時期(1911年頃)に椎間関節(症)にも言及しており、もしかしたらこっちまで引っ張られているのかもしれないと考えてしまうものの、それは一旦さて置き、椎間孔の狭窄で神経を支持する靱帯が緩めば、神経の動揺性は高くなり、過剰な伸張位を示せば易受傷性を持つと考えられますが、当該異常が基礎に存在すれば、いざ傷めた時の受傷部位も椎孔寄りに変異すると考えられます。

 

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/article/spinalsurg/31/3/31_276/_pdf

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02PVoBjVTSMNgzB8jnRTiiNm7tTp92J5AvFiSWV1zmHaSuScoBfNoxGgBxGkaKy69Wl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../573f01412967043ae77766d71ca3...

 

>>YouTubeチャンネル「薬剤師ナカショウ」。動画は「今から軟膏混ぜますので、お時間30分ほどいただきます」と言われた客が態度を悪くする寸劇から始まります

 

薬好きは何でも「すぐ」じゃなきゃダメなんよ。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02TfG57bB8ycS7b5CnPvvyvjwnXUCG4w5ugSvUNzWgRP3PmX1LqYFRAHQwrg6Qnn9bl

 

>>糖尿病の人がうつ病を合併すると死亡率が1.6倍、医療費が4.5倍に膨れ上がるとの報告もある※1)

 

>>糖尿病の3割にうつ症状があり、糖尿病患者の13%は不安障害、11%はうつ病と診断され、5.7%は抗うつ薬を服用しているとの報告があり※1)

 

当該記事的には糖尿病による併発症状で精神状態が増悪し、抗うつ薬を服薬している話題ですが、糖尿病性の神経障害にもリリカやタリージェ、トラムセット等の中枢神経を標的とする鎮痛薬、サインバルタを代表とするSNRI等の抗うつ薬が処方されています。本当にこの薬物達は何処にでも居ます。

 

糖尿病と自殺の関係性は今迄も度々取り上げられており、幾つかの記事や論文を見ても分かる通り、処方された薬物による反応で自殺が惹起されている可能性については触れられていない印象がありますし、それは当該疾患に限った話でもありません。

 

自殺の内訳的には例年健康問題がトップですが、それが何らかの健康問題を純粋に憂いでの自殺なのか、或いは左記問題で処方された薬物が原因による自殺なのかの判定は難しいのが現実なものの、ひとつ確かな感覚としては、これらの薬物はヒトそのものを制御する中枢神経に反応を及ぼす薬物ばかりの為、当人が当該状態を薬物が原因と捉えるのは逆に難しい場合があり、

 

また、当人及び周辺が良かれと思って服薬している(させている)背景が存在したり、また、度々薬物を補給する為に足を運んだ先でも、現症を薬物が原因と伝達する可能性もまた低いと思います。

 

好きな表現ではありませんが、「病識がない」とはそのヒトそのものの中枢神経に異常が惹起されている為であり、それは酔っぱらいが「酔っぱらっていない」と否認し、ボケ老人が「ボケていない」と否認するのと同様に、当人にとっては「分からない」状態に持っていかれるのが、中枢神経を標的とする薬物の問題になります。前置きが長くなりましたが、薬物による脱臼~亜脱臼は、

 

>>中枢神経由来の不随意運動や筋強剛、筋痙縮、筋硬直、筋痙攣、筋緊張、各関節痛の惹起は、整形領域疾患とは特異的な側面が見られ

 

の通り、好発的な重力や自重に任せた容態とは異なり(例 肩甲上腕関節であれば前方下方転移)、重力や自重とは無関係に関節のアライメントが崩された状態となる為、例えば転んだや怪我をした等のエピソードもなく、上方や後方等、割と見慣れない容態になると思います。

 

※1)https://news.goo.ne.jp/.../nikk.../life/nikkangendai-1057524

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0mMBW5uhFMD8U8wdmajuAGUCxNpHdvRUTK9PX1KXCFDCQvfwtkYHZeyHYmrt1LkvRl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../77718c040b4c16273f207de6d22d...

 

先ず、この学生の方を叩くのではなく、当該団体のアドバイザー一覧に連なる最上段の医師をワセクロで調べれば分かりますが、HPVVを売るMSDからしっかり講演料を貰っています。その時点で公平性が危うい情報が団体全体にダウンされている可能性がひとつ、特にMSDのガーダシルは以前、相当ゴタゴタした時期があり、

 

アジュバントで使われたアルミニウムとHPV抗原が媒介し、神経炎症(神経障害)や自己免疫疾患を惹起する研究結果が国際査読誌「VACCINE」に掲載されるも、メーカーと利益相反を持つ編集長が無断で撤回する等、当該記事にも出てくる「医学的根拠が~」という文言や、「一次データが~」「エビデンスが~」等は、基本的に人間的感情で操作されている可能性が存分にある背景の情報から抽出していると考えておく必要があります。

 

これらに限らず度々取り上げるリトラクションウォッチを見ても、日本の論文が撤回されている数は、他国と比較しても揺るがない総合1位を走っています。「薬物もワクチンもリスクとベネフィットを天秤に掛けて」とは聞きますが、見ている情報が既に人間的感情で操作されているとしたら天秤に掛けようがなく、そこから派生した情報は当たり前ですが、是非の壇上で議論自体も出来ないものです。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0S3n4uL2DiukSUekEmvjhwBHNzheXf1a6RxLL4FEnCbXwoEiEmAUfMVeEBpoiTtZkl

 

GABAがネガティブフィードバックしているタイミングでは、良かれと思った行為が裏目に出る事例は数多く、そこから病態を読み解く契機にも繋がります。その時々の重症度で幅はあるかもしれませんが、概ね当該病態時では、何かを実践してもポジティブな反応を得る可能性は低い話題は散見します。

 

シェア内の行為も当該病態時、或いは病期病勢も多少絡んでくると思いますが、当該病態下に置かれた直接お会いした事がない方も実践されたようで、「変わらない」「全然ダメ」「余計具合いが悪くなった」等のご報告を頂いております。ヒトの身体は何かのエネルギーが入力されると、その状態を平衡に保とうと自律的に神経伝達物質やホルモン等が機能しますが、その機能が破綻しているタイミングでは、ネガティブな自覚を得やすいと思います。例 冷水で手を洗うと直ぐに尿意を催すetc...

 

それは刺針行為を通しても見えてきます。先日も挙げましたが、GABAはネガティブな事態に置かれた際、当該状態を平衡に保とうと抑制する働きを見せ、また、そのネガティブな事態のひとつに炎症の存在を挙げました。刺針行為は炎症が必発します。それほど数多く刺していなくても、その2~3日以内に血液検査をすれば、目に見える上昇(CRP辺り)も確認出来る場合も多いものです(解熱鎮痛剤等で打ち消してしまえば別です)。

 

刺針行為で惹起する当該メディエータの一部を利用して組織回復を目指しているのですが、重症度の高い時期等は、刺針行為の後、既存症状が増悪したり、一時的にも新規症状が惹起された所感を頂き、また繰り返していく内に当時惹起されていた増悪感も減少、或いは無くなる所感も頂いています。

 

このような現象や経過からも、GABAの機能面の片鱗や、当該病態の側面や状態が見えてきますが、刺針行為で眠くなる、目が冴える、興奮する、各々病態や病期で異なるものですし、当該神経伝達物質ひとつで出来る話題でもありませんが、そのひとつひとつから考える事は実に多いと思います。

 

また、ここまでは罹患細胞の回復云々とは全く別の話で、即時的及び短期間で収束する、生体に針を刺せば起きる生理的な反応でしかない為、治療評価外の話題に過ぎませんが、治療を受けられる側は、その即時的及び短期間で収束が目に見えている反応で評価をする側面もありますので、留意が必要と感じます。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02Cmr26Xt38AGAzxtBez2nmqU3NdeunsRozrWkAHuCzop455f5TaCT1Jz65c1Rxzztl

 

https://news.yahoo.co.jp/.../25482653b15e0b8773a2c8b7deea...

 

>>「水は味がしないから苦手」という子もいますが、これまで水を飲んだことがない子もいる

 

>>ふだんから家庭でもジュースやスポーツドリンクを常飲している場合が多い

 

熱中症云々以前に全身状態諸々へ弱体化的な悪影響を経年で及ぼしそうで、その諸々に逐一対応していると薬漬けの未来しか見えませんが、この類の飲料は血糖値のスパイクが惹起され易いと思うので、これでしかない心地良さ、元気の出方等、特有な反応を自覚すると、飲んでも何も起きた感じのない水は飲まなくなると思いますし、安価で手軽にどこでも買えて摂取出来るので尚の事かもしれません。この辺りは薬物やアルコールと似たところがあり、

 

>>家庭の習慣としてみんなで水を飲むことが一番有効です。親が食事中に晩酌をしたり、甘い飲み物を飲んだりしているのに、子どもにだけ水を飲ませようとしてもムリな話

 

このように、やはり周りの影響も大きいと思います。「自分だけズルい」と思われるので、それなら皆で水を飲むか、酒を飲むか、薬物を飲むか、みたいな話にもなりますが、ジュースやスポーツドリンク界隈の話題は分からないものの、薬物を飲んで無敵になったパワハラ上司に病んで、自分も薬物を飲み始めて転げ落ちた部下、酒を飲んで無敵になったパワハラ上司に病んで、自分も酒を飲み始めて転げ落ちた部下、

 

薬物を飲んで無敵になったパワハラ上司に負けじと、自分も薬物を飲んで無敵化した部下、酒を飲んで無敵になったパワハラ上司に負けじと、酒を飲んで無敵化した部下、或いは逆も然り、また、その混合型等を見ている限り、そして上記例に限らず様々な契機が存在して摂取し始める例はありますが、ジュースやスポーツドリンク、アルコールや薬物等の物質で、神経伝達物質の動態変化を求めて表現された先は、様々な形での自害は勿論、様々な形での他害にも及ぶ波及性を持つ印象があります。

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid02m9iNreBrHDp49DhLntjWsvFjaUqo8ZG9JeUjce2k9A2dZUt8u9y3JJvo2imqhxfwl

 

トランプ前大統領銃撃事件を起こしたThomasMatthewCrooks(トーマスマシュークルックス)は、現段階で精神疾患の有無は不明のようですが、2024年7月18日、午前11時48分公開のニューヨークポストの記事※1)の限りでは、自ら「大うつ病」とネット検索を掛けている等、何らかの困り事を自覚していた可能性も考えられます。

 

その上でとなりますが、シェア内の安倍晋三銃撃事件の時も同様、先ず問われるのが精神疾患の有無です。この「精神疾患の有無」という表現ですが、これはあくまで何処かで何らかの診断をされている場合は「有」となり、歴が無ければ「無」と一旦は結論付けされると思います。

 

日本では事件事故を起こした時、精神疾患の有無を先ず問われるのは、責任能力の有無(刑法39条1項2項)と紐付けされる為で、それを逆手に取り、前以て精神科受診歴を作った上で、無罪放免へ繋げる事例も過去に挙げましたが、アメリカのように撃ったら直ぐに撃たれる前提の社会では、また異なるかもしれません。

 

話は戻しますが「有」だとした場合、手ぶらで帰る事も少ないと思いますので、何らかの薬物摂取の背景はあると考えるのは自然ですが、「無」だからと言って薬物摂取の背景も無しになるとはならないものです。もしかしたら別な理由で何らかの薬物を摂取していた可能性もあります。

 

多少データは古いですが、日本では精神状態に強い変化を与える向精神薬の処方率は、心療内科と精神科で35%、残り65%が他科となり、多くがイメージする心療内科や精神科の専売では全くありません。且つアメリカで問題になっているオピオイドは、日本では肩こり腰痛神経痛レベルで処方されているのが現状です。

 

勿論、検索を掛けた「大うつ病」と自身が頭を過り、抗うつ薬を飲んでみたいと思ったとしても、病院に行かずとも通販や路上等で薬物は入手出来る為、診断の有無や受診歴を当該人物の評価軸に入れる価値は、日本でもアメリカでも無いと思います。まして精神疾患と呼ばれるものは、10人に診断を仰げば10人とも異なる、そもそも論として有るのか無いのか分からない世界です。

 

その為、当該人物の背景を知るには、精神状態の変化が見込まれる向精神薬や鎮痛薬の使用歴ですが、事件を起こしたタイミングで服薬していたか(血中に反映されているか)で判断をするのも難しく、離脱症状のタイミングでも精神状態の変化が見込まれる為、事後の血液検査による血中への残存の有無による評価も難しいものです。

 

今後も新しい情報が出てくると思いますが、文中の通りアメリカでは撃ったら撃たれる社会の為、日本の銃撃事件とは撃つ側の心持ちも異なるかもしれませんが、今回は屋根の上で寝そべって自分が逃げられない状況を前提とした事件でした。ここから見えてくるのはシェア内にも記載した

 

>>一般的に入手し易い薬物であれば、抗うつ薬が確率的に高いですが、ベンゾの奇異反応やベンゾ離脱、アルコールでも同一反応が惹起される可能性や、その他の可能性も幾つも考えられますが、逸脱した持続的な執念と憎悪と行為は薬物が成せる技かもしれません。その代表がヒロポンと日本軍

 

この通り当該薬物達の服薬で、自殺及び自殺行動を例に挙げても、死ぬ事に対して恐怖心がなくなる為、自身の死は勿論、他人を殺す行動、攻撃行動にも恐怖心がなくなります。その為、兵士と薬物は何処の国もセットになるのでしょう。「自分が死ぬのも怖い」「相手を殺すのも怖い」では成り立たないからだと思います。

 

元々成立し難い世界を無理に成立させるのが薬物、或いは成立しているかのように見せるのが薬物と捉えていますが、薬物さえなければ起きなかった戦争もあったと思いますし、死ななかった人、傷付けられなかった人も沢山いると思います。今回の事件に薬物が絡んでいたかは未だ分かりませんが、過去の薬物絡みの事件事故と比較しても似た部分は多く、続報が気になるところです。

 

※1)https://nypost.com/.../trump-shooter-thomas-crooks-may.../

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0u5bsMwkfxDGRzkGVxH4d4PdhYEd4RrFQL5MSXKSvgKPQFg7od5GHeY6dqqK5uN3xl

 

拮抗剤とは異なりますが、抗生剤でGABAがリデュースされ、ベンゾ離脱を惹起した一例を以下に挙げます※1)。ベンゾを服薬している人間に、別件で抗生剤を投与し発生した問題は各地であるはずです。最適解は時系列を読み、ベンゾ離脱と認識した上での対策かと思いますが、大概は以下の通り

 

>>各々の科では身体的所見が乏しい理由により、精神的な問題でしょうとされ

 

このように適当に傷病名を付けられ、更に薬物を盛られる可能性もあり、ますます状況は混沌としていきます。

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ベンゾを服薬し始め1年。1ヶ月程前に内科的疾患を煩い外来で通院治療。その際にキノロン系抗生剤を投与。

 

諸症状は点滴と抗生剤投与で軽快したが、約3週間後より 右上肢、右下肢の感覚鈍麻と痺れ 右上肢が挙上し難い(脱力感) 舌の痺れ 味覚脱失 嗅覚過敏 不眠 食欲減退 不安 離人感etc…を発症。

 

これらの症状から脳卒中を疑い救急を受診。検査の結果陰性。原因不明と告げられる。また、内科受診、及び慢性的に患っていた他疾患も有していた為に他科へも受診。各々の科では身体的所見が乏しい理由により、精神的な問題でしょうとされ帰される。

 

「(抗生剤を)飲めば飲むほど具合が悪くなる」と言っていた事から、正確には抗生剤投与間もなく違和感を覚え始め、上記症状に至る迄が3週間とする見方が正しいのかもしれない。

 

※キノロン系がベンゾ結合を外した離脱症状 ※上記のマクロライド系やNSAIDsによるベンゾ結合を外した事から始まるベンゾ離脱の発症も比較的多いかもしれないが、見方を変えれば既にベンゾの薬剤耐性が付いている事が示唆される

 

※1)https://ameblo.jp/fujiwaranohari/entry-12445916246.html

 

https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid0nV9XLy2pxjtRrpBr2wB4QbneDED9vvDckrAgH3GQTij9awCcVGo13fQKsu3jGD81l

 

紀伊半島の住民は他地域と比較すれば筋萎縮性側索硬化症(紀伊ALS)やパーキンソン病(紀伊PDC)が多い事から、古くから様々な仮説が立てられ、そのひとつに地域の飲み水(特に井戸水)に含まれる成分が人体へ蓄積した事で神経細胞を破壊する(し続ける)からではないかと言われています。

 

また、近年問題視されているマイクロ(ナノ)プラスチック※1)※2)やペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)、PM2.5を中心とする大気汚染物質※3)の共通懸念も人体への蓄積性、蓄積毒性によるもので、俗に言う神経難病以外にも様々な疾患の惹起リスクが挙げられています。

 

これら物質は体外への排出可能性はあるものの、それは個々の透過性や選択的脆弱性の問題諸々も絡み合う為、皆が皆、それが理由で受傷しない事、また、当該物質が原因の症状群は、それ以外でも惹起されるリスクもある事から、関連性は不明瞭で推移する事が予測されます。

 

仮にPFOAが原因で頭痛や生理不順になったとしても、それをPFOAが原因と誰が言ってくれるでしょうか。「学校や仕事、人間関係のストレスが原因じゃね?」から始まるのが大半だと思います。

 

PFOSやPFOAは岡山県吉備中央町や大阪府摂津市が主に取り上げられているものの、特に吉備中央町が話題に挙げられている理由に、汚染を示す異常値を町が隠蔽した疑惑が持たれている為かもしれません。それと関連し2023年12月には、以下のやり取りもありました※4)。

 

>>同町では少なくとも3年あまりにわたり、きわめて高い濃度のPFOAを含んだ飲み水を522世帯(約1千人)に送っていた。発がん性のある化学物質が入った水を飲ませていたことから、町は支払われた水道代(合計1億1571万円)を住民に返すというのだ。

 

実際には2地域に限らず、人口の多い地域では割と問題視されるPFOSやPFOAですが、先述のように分からなくされたらどうしようもないものの、今後は各地で更に調べていく流れのようなので、また異なる見え方になるかもしれません。既に公害と叫ばれていますが、これからは更に明瞭になるはずです。

 

では、侵入した諸々の物質が体外へ排出する事が困難となった場合、神経細胞を破壊する事までは分かりましたが、問題はなぜ破壊され続けるかだと考えています。ALSの発症仮説を幾つか思い浮かべても、なぜという疑問が先ず思い浮かび、それ以上は考えが進まないのが現状です。以下に参考までに一例を挙げますが※5)

 

>>興奮性細胞死関連でのグルタミン酸放出過剰説、グルタミン酸トランスポーター異常説、ミトコンドリア障害説、酸化的ストレス説、蛋白構造異常や蛋白分解系の機能異常による異常蛋白の集積説、ニューロンの構造や分子の輸送に関わる細胞骨格蛋白の異常説、栄養因子欠乏説、免疫異常説、中毒・欠乏(重金属など)説、レトロウィルス説、外傷説等

 

等となり、そこから更に枝分かれ的な検証が存在(頸椎周りの手術をした方に多い、セリエAの選手に多い等々)しますが、罹患理由に挙げられるTDP43のようなRNAタンパクの異常蓄積が見られるのは、冒頭の紀伊ALSでも共通事項の為、何らかの衝撃で異常蓄積される身体になったからなのか等々と無理に結び付ける事は出来ますが、それも確かな話でもありません。

 

そしてこれら人体へ影響を及ぼす物質を気にしていたらキリがないという話も確かで、気にしていたら生活そのものが成り立たないと思います。その為、健康と経済は両立しないと言われる所以になるのですが、死んだら回らなくなるのも確かだと思います。

 

度々挙げるように自殺理由の内訳の1位は常に健康問題で、傷めた先に待つリスクも薬物を中心に挙げていますが、傷めてからでは冷静さが失われて簡単に持っていかれる為、傷める前から知識を備えておく事で、何か起きた時も先ずは自殺に持っていかれずに済むかもしれません。

 

※1)https://www.facebook.com/kouta.fujiwara1/posts/pfbid033xxnUeAmpJ7fJEWAjKfvrUNcXQzkK95gYW5FJcnxK2McLgW7EM3rrpBVPyujEek4l

 

※2)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38790450/ 

 

※3)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38964584/

 

※4)https://slownews.com/n/n947018945e85

 

※5)https://ameblo.jp/fujiwaranohari/entry-12396637887.html

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f:id:fujiwarakota:20200710112556p:plain イメージ 1 ~針治療から病態定義の見直しを~

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