「ライブめちゃよかった。久しぶりに2人でやりたい」
今年の4月。オガサワラヒロユキくんが僕のワンマンライブを見終わった後に言ってくれた一言でした。
それでトントン拍子にやることが決まったオガサワラくんとのツーマン。今回を合わせて4回目。けっこうやってるんです。でも前回からは約5年経っているので、かなり久しぶりです。
思い返せばどのイベントも思い出深く、個人的な話をすれば、どれも僕自身の転機になった時期と重なっています。
何の因果か?今回も人生の変化の時期にこのツーマンがあります。
音楽は楽しくやるのが一番だと常々思ってるんですが、彼とのツーマンはそれだけでは足りない。
音楽に真剣に向き合う姿勢が問われるような、他のライブとはちょっと違った緊張感があります。
オガサワラヒロユキという人は常に何かと戦いながら、傷つきながら、道無き道を進んでいくタイプのミュージシャンだと僕は思っていて、そういう部分をとても尊敬しているし、いっしょの舞台に立つのであれば、生半可な気持ちでは彼に失礼になると思うんです。音楽だから勝敗はないんですけど、でも、真剣勝負。
今回はそういうピリッとした緊張感をエネルギーにして、ステージで僕なりに立ち居振る舞いたいと思ってます。