胆泥症って胆嚢の中の胆汁が泥みたいに
なって溜まるんだけど、
普通は、胆泥症がなくなることはない。
この時にも書いた。
この記事に人気記事ランクインで
1位になった
何でも1位になるとうれしい。
でも、現実的にはある。
横尾美香さんが書いてるように
治療しなくても胆泥がなくなることがある。
胆泥症がなくなることは
物理的にも学術的にもない。
だけど現実的にはある。
治療しても胆泥がなくなることはない
はず。なんだけど
はずじゃないことがたくさんある。笑。
胆泥症が多いのは小型犬なんだけど
小型犬の胆汁が出ていく胆管は細い。
実際の胆泥を見るとあんな泥のような胆汁が
あの細い胆管を通って出ていくなんて考えられない。
物理的にムリ。リームー。
絶対にありえない。笑。
胆泥が胆管を通って出ないなら
胆泥が溶けて液体になって
なくなったということになるけど
あんな泥のような胆泥が溶けて
液体になるなんて考えられない。
それでも現実的に胆泥が
なくなってることはある。
体は不思議だ。
胆泥がなくなるのはレアケースではあるから
みんながみんな胆泥がなくなるわけじゃない。
ごくまれに「胆泥があったのになくなってる」
って言う時がある。
一瞬「ぼくの間違えか」と思うけど。笑
記録を見返すと確実にある。
それなのにどう探してもない。
そういう時もあるね。笑。
胆泥症の実際の治療は
これ以上胆泥を増やさないようにする
悪化させないようにするのが目的になる。
胆泥がなくなるのが治療じゃない。
あわよくば胆泥が減ったらいいなと思うけど
実際の治療としては「かわらない」のがよくて
治療しても胆泥が増えることはたくさんある。
治療しても変わらないか増えちゃうこともあるのに
何もしなくてもなくなることはある。
体って不思議だ。(2回目)笑。
治療してよくなるのはいいことなんだけど
治療しなくてもよくなることはある。
体は自己治癒力を持ってる。
自分でバランスを取って
自分で治していく力はある。
それを考えると薬物治療は注意しなきゃと思う。
抗生剤をむやみやたらに使う先生もいて
「それに抗生剤必要?」って突っ込みたくなる。笑。
ことがあるけど
抗生剤って細菌を殺すけど
体の半分は、細菌やウイルス、真菌などの
マイクロバイオームと共生してるわけで、
腸内細菌も皮膚の常在菌も陰部にいる菌も
みんな体を守ってくれてるのに殺しちゃう。
「治療」という名のあたかも良さそうなことをしながら
体が持っている治そうとする力を阻害して
体のバランスを崩して
体の邪魔をしてるかもしれない。
もしかしたら薬物使わなくてもよくなったかもしれない。
「治療」という名の邪魔をしなければ
体はよくなるかもしれない。
見た目よくなってるように見えても
体の他の問題を起こしてるかもしれない。
目の前の症状に対する対応をして
よくしようとして「治療」をするけど
「治療」と言うのは薬物治療だけじゃない
薬やればいいということだけじゃない
薬物治療が体の他の影響も与えることを
考えてやらなくてはいけない。
何もしないでよくなる子をみて
改めて「治療」を考える。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
飼主さんと動物たちの話も読んでみて
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