先日、国際学術 premium seminar 2019
でイギリスのロンドン大学ロイヤルベテリナリーカレッジ
の先生のセミナーを聞いたんだけど、
その先生が、
「獣医はプロトコールを厳粛に
し過ぎで、病気や数値ばかりを気にする」
「飼主さんや動物のことを考えて、
もっと柔軟に臨床症状を大事に
するべきだ」と言ってた
国際セミナーで海外の先生が
そんなことを言うなんて、
時代が変わりつつあるんだな
って思ったし、うれしかったね。
まぁそれをしないと治療はうまく
いかないんだけどね。
どうしても飼主さんや動物は放って
置かれて、
病気ばかりに囚われて
血液検査の値がどうだとか
レントゲン検査、超音波検査が
どうだとか言って
動物のことを診てなかったり
動物全体を診てなかったり
飼主さんのことを考えてなかったり
する傾向があるね。
獣医がそういう傾向にあるから
飼主さんもそういう傾向にあって
LINE@で
「元気で食欲もあるんですが、
肝臓の値がこんなにあるんです」とか
「元気で食欲もあるんですが、
超音波検査で肝臓が正常じゃないって
言われたんです」とか
相談されることが多い。
「え!元気なんですよね」
「先生、「経過診ましょう」って言ってるんですよね」
って思うことが多々ある。
数値が高くても元気だったらいいんじゃねー
ご飯食べて吐いたり下痢したりもなくて
元気だったらいいんじゃねー
って思うんだけど、
LINE@じゃ診察してないから
そんな軽率なことは言えないし
無責任なこと言えないから
「不安だったら先生に聞いてみましょう」
としか言えない。
飼主さんが数値が高いと不安に
なるのもわかる。
獣医に「経過を診ましょう」と
言われても不安なのもわかる。
それでも犬猫が元気だったら
目の前の元気な犬猫を信じよ。
ロンドン大学ロイヤルベテリナリーカレッジの
有名な先生が
血液検査の数値より
レントゲン検査の結果より
超音波検査の結果より
もっと大事な
動物の症状を診ましょう。
動物の状態を診ましょう。
動物の臨床症状を診ましょう。
と言われてたのが
世界的にそういう傾向に
なってるんだなーって思ったね。
もっと柔軟にもっと飼主さんや
動物のことが中心になっていく
医療にこれからはなるだと確信したね。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
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