弱い自分を演じてると
人から心配してもらえたり
人から励ましてもらえたり
人から同情してもらえたり
するんじゃないかと思って
わざわざ弱い自分を演じてた
人にかまってもらいたい
人に注目してもらいたい
人に優しくしてもらいたい
って弱い自分を演じてた
その根っこには結局母親に
かまってもらいたい
優しくしてもらいたい
自分のことをみてもらいたい
っていうものがあったんだよね
弱い自分を演じてる時は
自分が弱い自分を演じてるって
ことがわからなかったね。
わかるようになると
クッソ恥ずかしい。
「こんなにひどい状況なんですー」
「できないんですー」
「こんなに大変なんですー」
「やりたくてもできないんですー」
って
人から同情されるように
人から励まされるように
人から元気づけてもらえるように
しむけてたー。
かまってもらえる気になるし
心配してもらえる気になるし
優しくしてもらえる気になる
んだよね。
そうすると
楽だし、うれしいし、
なんか満たされる気になる
んだよね。
でも実際は満たされるわけじゃない
からやめられないんだよね。
弱い自分を演じてる時は
ホントわからなかった。
そんなことこれっぽっちも
思ってなかったもんね。
それをわからしてくれる人は
冷たく感じるからその人を
キライになるんだよね。
わからせてくれる人は
「できないんですー」って言うと
「やれば」って言われちゃう。
「やりたくてもできないんですー」
って言っても
「やるかやらないかだからやれば」
って言われちゃう。
そうすると自分が望んでるような
「できないよね」「そうだよね」
「難しいよね」「辛いよね」
っていう同情してくれるような
答えが返ってこないから
「なんだコイツやなやつ」って
キライになって自分が望んでる
答えを言ってくれる人を探す
んだよね。
弱い自分を演じられるように
していくんだよね。
自分にとって楽な心地いい人を
探していくけど満たされないから
エンドレスなんだよね。
やめられないんだよね。
弱い自分を演じてる最中は
このからくりがわからなかった。
今でもちょこちょこ弱い自分を
演じる自分が出てくることもある
けど
前より「できない」ことより
「今どうしたいのか」を
考えるようになったんよ。
やっと母親から離脱してきた
ってことかな。
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