東洋医学でベロを診るのは結構大事なんだけどね | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

東洋医学ではベロを診て体の状態

を診る舌診っていう方法がある

んだけど

 

 

なかなか犬猫のベロを診るのが

難しいんだよね。

 

 

犬はハアハアするとベロが出るから

その時に診ることはできるけど

 

 

猫は診察で口を開けることは

まずないからベロを診ることが

難しいね。

 

 

無理やり口を開けて診ることは

できるんだけど、

 

 

無理やり開けるとベロの状態は

変わっちゃうんだよね。

 

 

だから無理やり口を開けて診ても

舌診にはならなくなっちゃう。

 

 

それでも診て参考にすることは

あるけどね。

 

 

ベロで何を診てるかというと

大きさや形、色、苔の状態、艶

ベロの裏の血管の色、長さ、太さ

を診て判断するんだ。

 

 

犬猫のベロの裏の血管を診るのは

至難の業なので、

自分はほとんどできてないね。

 

 

犬猫の舌診はなかなか難しいから

自分のベロを診てみると

 

 

自分のベロは

色は淡白色でベロ全体が浮腫んだ

ように肥えていて

ベロの縁に歯の後がついていて

ベロの表面に亀裂が入っていて

苔は湿った白色になってるんだ。

 

 

そんな状態のベロから何が

わかるかというと

 

 

氣が足りなくて

血が足りなくて

陽が足りないって

ことがわかる。

 

 

東洋医学では

氣はエネルギーでエネルギー不足で

血はそのままで血液の血で

血が少なくて

陽は熱で熱が足りない

状況というのがわかるんだ。

 

 

この3つの状況と他のことを

考えると自分は

 

 

東洋医学で言う脾が弱ってる

ってことになる。

 

 

現代医療で言うと消化器が

弱ってるってことになるんだ。

 

 

脾が弱ってるので脾の治療を

しましょうってなる。

 

 

そうやってベロを診て体の状態を

診ることができるんだけど、

犬猫はなかなか難しい。

 

 

無理やり口を開けて診るのか、

飼主さんに家出のベロの状態を

写真に撮ってきてもらうのか、

肉球で代用するのか、

 

 

など工夫が必要だね。

 

 

 

 

●自分が所属しているペットの健康を守る会の有志の先生方と本を書きました。

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