こんばんは。
人間より動物好きの獣医
藤原です。
東京大学が英国の科学雑誌
Nature Communicationsに発表した
研究で、
肥満は高インスリン血症により、
マクロファージの活性低下して
慢性炎症が起こると発表してる。
簡単に言うと、肥満になると
インスリンが沢山出て、
インスリンが沢山出ることで、
炎症を抑えているマクロファージが
弱くなって炎症が抑えられなくなって
炎症が起きちゃって、その炎症が
ずっと続いちゃうというもの。
ずっと炎症が続いちゃうといろんな
問題が出てくる。
糖尿病や甲状腺や副腎の問題
膵炎や肝炎の問題
免疫の問題など
慢性の炎症が起きることによって
いろんな病気が起こるんだ。
肥満に糖尿病や膵炎が多いのは
食べてる量が多いというもの
あるけど、インスリンが
いっぱい出て、
炎症が起こっちゃうもの
問題になるということ。
確かに肥満って熱がってるよね。
単に脂肪がついているという
だけじゃなくって、
炎症を起こしているから熱が出て
熱いのものあるね。
ペットでも肥満の子は体が熱い子
が多くて、東洋医学で言う
熱症になってるんだよね。
熱っぽくなると、水分が蒸発して
血液もドロドロしたり、
汗もベタベタしたり、
匂いも臭くなったり、
毛もベタベタしたり、
油っぽくなったり、
するんだよね。
こういう子は、体温が高いという
わけではなくって、体温は平熱
なんだけど、
体が熱っぽい状況になってるんだよね。
慢性の炎症が体の中でずっと
起こってるというのは、
よくない状況で、
いろんなことが起こるので、
肥満はよくないというのは
単に太るのがよくないということ
じゃなくて、
炎症の問題もあるから気を付けて。
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