炎症という反応 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんばんは。

ふじわら動物病院、藤原です。

 

 

体では、よく炎症が起こるよねー。

 

 

皮膚炎、腸炎、胃炎、鼻炎など

たくさんの炎症がある。

 


動物にやさしい自然療法が好きなベジタリアン院長のふじわら動物病院ブログ

 

 

炎症は、発熱したり、赤くなったり、

痛みが出たり腫れたりする。

 

 

これによって、何がおこって

いるのか?

 

 

炎症がおきている場所では、

血液の流れが増えて治すように

働いているんだよね。

 

 

赤くなったりするとそこの血管が

拡張したり、浮腫んだり、痒みを

起したりするんだ。

 

 

 

浮腫むと血管の透過性が増えて

血液からの栄養が届いたり、

痒みが出ると痛みを軽減する

ことができるんだよね。

 

 

(痛いのがいいのか、痒いのが

いいのかはわからないけど)

 

 

例えば、細菌が入って感染し

ちゃうと

 

 

体は、感染した局所に炎症を

起こすことによって血管の透過性が

増えて、白血球が血管から感染した

局所に出てきて細菌を食べたり、

やっつけたりしてくれるんだ。

 

 

血漿成分などの防御因子が

感染した局所にも出てきて

血液が固まりやすく

したり血管内を閉鎖して

 

 

局所の酸素濃度を下げる

ことで細菌の増殖を抑えたり、

全身に広がってしまうことを

防いだりしてくれるんだ。

 

 

このように炎症が起きている

時は、体として悪い細菌や

毒素を排除しようとしている

反応なんだ。

 

 

すごくねーデレデレ

 

 

その反応を抑えるのが

現代医療の治療に

なるんだよね。

 

 

消炎剤などを使って炎症を

抑えようとしちゃう。


 

体としては一生懸命、炎症を

おこして対応しているのに

薬を使って抑えちゃうんだよね。

 

 

(炎症は痛かったり、痒かったりして

不快だったり、辛かったりする

からねー)

 

 

治療としては炎症がおさまり

治っているようにみえちゃう。


 

でも、体としては抑えでしまった

悪いものが、なくなったわけでは

ないので、体の中で

溜まっちゃうんだ。

 

 

そうなると違う形で出てくることに

なっちゃうんだよね。

 

 

例えば、皮膚炎になった時に

ステロイドなどで炎症を抑え

痒みを抑えたりするよね。

 

 

そうすると皮膚炎は良くなった

ように見えるんだ。

 


そうすると忘れたころ3~6カ月

ぐらいたったころに咳が

ではじめるということがあるの。


 

この2つは一件すると関係ない

ように見えるんだけど、

ホモトキシコロジーでは非常に

密接に関係があるんだよね。

 

 

薬で抑え込まれた炎症が、

咳として体の外に出そうと

する反応に変わることが

あるんだよね。


 

せっかく皮膚で体外に出そうとした

毒素を薬で抑え込むことで

排泄口が塞がれて、

肺などの深い所に移動して咳と

いう症状になってしまった

と考えるんだ。

 

 

炎症は無理に薬で抑えこむ

のではなく、炎症を調整して、

早く体から毒素を排泄

できるような手助けを

することが大事という

考えなんだ。

 

 

だけどねー。

現場では炎症を抑えちゃうよねーチーン

 

 

 

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