統合医療の1つ東洋医学について | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

おはようございます。

ふじわら動物病院、藤原です。

 

 

前回は、慢性腎臓病に対する治療として

ホモトキシコロジーの話をしました。

今回は、東洋医学の話をしますね。

 

 

慢性腎臓病になると元気がなくなったり、

体温が下がったり、動きが悪くなったり

するの。

 

 

そうなると気が足りない状態に

なるんだよね。

 

 

体を温めてあげる漢方を使ったり、

気を補う漢方を使ったりして補なって

あげるとよくなったりするの。

 

 

背中に腎兪という腎臓のツボがあるんだけど、

そこをお灸で温めてあげたりすると

腎臓の血流量が増えて、腎臓の機能が

よくなったりすることもあるんだ。

 

 

ただ、これは体が冷えていて

氣が足りなくなっている時にする方法。

 

 

慢性腎臓病の時は、脱水していて

体が水が足りない状態になって

陰虚という状態になっていることが

あるんだけど、

 

 

その時は体が熱くなっているので、

温めすぎるのは注意が必要で、

こういう時は水を補ってあげることが

大事になる。

 

 

こんな時は、水分を補いような

漢方を使ったりするんだ。

 

 

慢性腎臓病といっても、

東洋医学の場合は同じ治療ではなく、

その子の症状に合わせた治療が

必要になるんだよね。

 

 

この辺は西洋医学とはちょっと違う

治療方法だね。

 

 

前回話したホモトキシコロジーの

抗ホモトキシン製剤をツボに

注射することによって更に

効果が上がるんだ。

 

 

ホモトキシコロジーと東洋医学の融合は、

効果が高くていい治療だと思うんだよねー。

 

 

前に飼っていたうちの猫は、

慢性腎臓病に甲状腺機能亢進症と

肥大型心筋症が併発していて、

 

 

まあ治療も大変だったし、コントロールも

大変だったけど、西洋医学や現代医療の薬と

鍼灸治療、ホモトキシコロジーなどの

 

 

統合医療と合わせて治療して、

発症してから4年治療して19歳の時に

亡くなったんだ。

 

 

本当であれば、甲状腺機能亢進症は

甲状腺の摘出手術をしなくては

いけないんだけど先に慢性腎臓病があって

 

 

ちょっと手術できる状態になかなか

持っていくことができなかったので、

手術はしなかったんだー。

 

 

慢性腎臓病、甲状腺機能亢進症、

肥大型心筋症が併発すると長生き

できないことが多いんだけど、

うちの猫はまあまあ長生きしてくれた

かなって思う。

 

 

それは、西洋医学や現代医療の治療

だけではなく、東洋医学や自然療法などの

統合医療も合わせた治療をしたから

だと思うんだよね。

 

 

飼主さんが同じ治療をできるかというと

そう簡単ではないんだけど、それでも

できることはあると思うんだよね~。

 

 

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#ホモトキシコロジー #西洋医学や現代医療の治療 

#東洋医学や自然療法などの統合医療 #ツボ 

 

 

 

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