こんばんは。
ふじわら動物病院、藤原です。
どうして病気になるのだろうか
の続きの話をするね。
前回の話はこちらから
第二段階:毒血症
体の中から外へ排泄しきれなかった
毒素が血液やリンパ、組織の中で
これ以上溜められない状態に
なるんだ。
これを毒血症というんだ。
体は細胞からできていて、
細胞はそれぞれが生きているの。
細胞は、酵素や栄養を取り入れて
エネルギーを製造したり、
組織を作ったり、
生命機能をつかさどったり
している。
この細胞を取り囲んでいるのが
体液で細胞は体液を取り入れることで、
酵素や栄養を取り込んでいるの。
この体液が毒素でいっぱいになると
栄養や酵素を取り入れることが
できなくなったり、細胞の中の毒素を
細胞の外へ運び出すことも
できなくなるんだ。
そうなると細胞は変性したり、
老化したり、突然変異を起こしたり、
死んだりしちゃうんだ。
このような毒素に侵されている
細胞で構成された組織は
異常が生じてくるの。
これが第二段階です。
ここまではまだ、病気として
症状が出てくることはないんだ。
第3段階になってくると
病気としての症状が出てくる。
この話は次回にするね。
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