自分自身の思考が少しわかってくるとだんだん理解できるようになる
自分自身の思考の癖や思い込みがわかってくるようになるとだんだんいろいろなこころの仕組みが理解できるようになってくる。
自分の場合は、95%ぐらい負の思考じゃった。
考える基本が、不安、恐怖、寂しい、悲しい、拗ね、逃げで考えとるので、そりゃ~そういう人生になるわ!
わしの場合は、これを隠すためにさらに怒りで逃げたり、怒りで避けたりしとって、怒りをいかに感じんように、怒らんようにするにはどうしたらええか、ばかり考えとったけ~、余計に複雑じゃった。
まず、怒りが不安、恐怖、悲しい、寂しいからきとることを理解した。
ムカついたら、自分が不安、恐怖、悲しい、寂しいんじゃいうことを受け入れる。
ここから始めた。
ムカついたり、イラついたら「お~わしは不安なんじゃ、怖いんじゃ、悲しいんじゃ、寂しいんじゃ」とこころの中で叫んだ。
これを繰り返し、繰り返しやった。
最初は、受け入れられんし、ようわからんし、できんことが多かった。
それでもやりよるうちに、ムカついたら「あ~不安なんじゃ、怖いんじゃ、悲しいんじゃ、寂しいんじゃ」いうことがわかるようになってきた。
それが腑に落ちるようになると、怒りが出てきたときに「あ~不安なんじゃ~、何が不安なんかの~」と不安な理由を考えるようになった。
怒りの理由を考えると自分よりも他人を優先しとる時に出ていることに気づく。
他人を優先することによって、わしがわしに「大切にしてくれ~」と叫び、その大切にしてくれ~という叫びは、母親に「わしをもっと大切にしてくれ~」と叫んどった。
わしの場合のこころの仕組みは結局母親にたどり着くようじゃ。
50近くにもなったじじいが、母親との関係なんて恐ろしい、うらめしや~。
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