怒りと感情と反射 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店


今までずっと我慢して生きてきた。
我慢するのが当たり前じゃ~思うとった。
怒らんように我慢することで、感情を抑えた。
怒りというのは感情じゃと勘違いしとった。


じゃけ~、感情を抑えるようにした。
「怒り」はわしが、悲しい、寂しい、不安、恐怖、ビビる、怯える、恥ずかしい、みっともない、みじめなどの感情を感じたり、触れたり、刺激されたりすることから逃げるために、「怒って」感じないように、触れないように、刺激されないようにするための反射ということを知らんかった。


知らんかったけ~、感情を感じんようにするために蓋をした。
それでも、悲しい、寂しい、不安、恐怖、ビビる、怯える、恥ずかしい、みっともない、みじめなどの感情を刺激しそうになったり、触れそうになったり、感じそうになったりすれば「怒り」で逃げるという反射はなくならんかったし、よけいに「怒る」ようになった。


妻でも子供でもスタッフでも飼主さんでも、わしに悲しい、寂しい、不安、恐怖、ビビる、怯える、恥ずかしい、みっともない、みじめなどの感情に触れそうになったり、刺激しそうになったりしようものなら、「怒り」倒した。


こうなるとなんでそうなるかもわからず、とにかく我慢するか、怒るかどちらかになった。
止められん理由がわからんし、怒る理由も自分でもどうしたらええかわからんかった。


このメカニズムがわかった時、「うお~!!!そうなんじゃ~!!」「そうなっとるか~!!」と叫び倒した。
怒りは感情ではなく、ただの反射。
怒りだけ見ると反射じゃけ~理由がわからん。

手を熱いものに近づけて「あちっ」って手を引くのはただの反射。
やけどせんように自分を守っとるだけ。
怒りも自分を一生懸命守っとった、ただそれだけ。


怒りが悪いわけじゃ~ない。怒りは自分を守るための反射。
その奥のなんで自分を守らんといけんのかというところが理由。
悲しい、寂しい、不安、恐怖、ビビる、怯える、恥ずかしい、みっともない、みじめなどの感情から自分を守るため。


なんでこの感情から自分を守らんといけんのか言うたら、母親との関係。
この母親との関係が他の全ての根源でもある。
くせがつよいんじゃ~!!


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