猫のトイレの問題行動によるバッチレメディ | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店


おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
?
前回は、猫のトイレの問題行動について話をしました。
今回は、猫のトイレの問題行動によるバッチレメディの話をします。
?
猫のトイレの問題行動は、マーキングや不適切な排泄やテリトリーの問題、病気の問題、恐怖心などのストレスの問題などがありました。
それを改善するためには、それぞれの問題行動に対する対応や行動療法があります。
それとバッチレメディを併用することで効果が高くなります。
?
マーキングによるスプレー行為であれば、去勢や避妊などの手術をおこなうことで不適切な排泄を軽減することができます。
?
引越しや部屋の模様替え、新しい人が入ったり、いなくなったりして、環境の変化が問題の原因になっている場合は、ウォルナットを使ってみます。
?
テリトリーによる不適切な排泄をしてしまう場合は、チコリーやバーベイン、バインなどを使います。
?
不適切な排泄をしたあとに不安を感じてしまっているときは、ミムラス、「あ~、悪いことしたな」とへこんでしまっているときには、クラブアップルを使います。
?
恐怖心によってトイレの問題行動が出ている場合は、ミムラスやロックローズを、極度の恐怖心で怯えてしまっている場合は、ロックローズを使います。
?
部屋の隅をいつも探していて、自分の居場所を探していたり、プライバシーを侵害されることを嫌がっているときには、ウォーターバイオレットを使います。
?
猫が内気でプライバシーを守ろうとしている場合は、ミムラスを使ってみます。
?
これは、あくまでも参考程度にしてください。
猫の状況や個体差、性格にもよりますので、その子に合わせたバッチレメディを使ってください。
これが正解とかではなく、その子に効果が高いものを使ってください。
効果がでない場合は、変えてみるのも大事なことになりますので、効果がないなと思われたら、思い切ってかえてみてください。