過活動とバッチレメディについて | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店


おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
?
前回は、過剰行動についての話をしました。
今回は、過活動についての話をします。
?
犬が落ち着きがなく、うろうろしたり、常に興奮して、ハイパーな状態になっていて、過活動になっていることが問題になることがあります。
?
年齢が、若齢の場合は問題行動ではなく、正常行動になります。
また、犬種によっては正常行動の時もあります。
?
しかし、成犬になっても落ち着きがなかったり、常に興奮してしまう場合は、過活動になっている場合があります。
運動不足や退屈が原因になっていることもあります。
?
あまり落ち着きがない場合は、他の方に迷惑をかけたり、散歩もゆっくりとできなかったりと生活に支障が出たりします。
飼主様に飛び掛ってしまったり、他の方に飛び掛ったりして、ご迷惑をかけたり、倒れてしまって傷をつけてしまったりしまうと問題行動になってしまいます。
?
あまり興奮状態になると心臓病や呼吸器病になったときに悪化させてしまうので、あまり興奮状態になってしまうのもよくありません。
?
身体的や精神的に刺激を十分に与えて、野外での散歩や運動、遊びを十分おこない、静かにおとなしくできるように強化していく必要もあります。
例えば、動物病院に診察に来て診察室で落ち着きがなく、興奮してどうにもならない犬もいます。
そういう時は、心臓病や呼吸器病を持っていない場合は、疲れるほど走り倒してから診察にいらっしゃっていただくと落ち着いて診察ができることもあります。
?
どうしても動き回ってしまい、エネルギーが有り余ってしまい、抑えられない場合は、ワイルドオートを使ってみるのもいいです。
興奮して、手に負えない状態になる場合は、バーベインを使うのもいいです。
?
あまり興奮しすぎたり、落ち着きがなくなってしまうのも問題行動になってしまいますので、なるべく興奮しすぎないようにしつける必要もあります。