5Freedom傷害や疾病からの自由とは | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店


おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
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前回は、5Freedomの肉体的苦痛や不快感からの自由の話をしました。
今回は、傷害や疾病からの自由の話をします。
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5Freedomの傷害や疾病からの自由は、動物が痛みや怪我、病気に苦しまないことを保障することになります。
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ペットが痛みや病気で苦しんでいたら、適切な医療を受けさせてあげることになります。
調子が悪かったり、吐いたり、下痢したり、食欲が落ちたり、血尿になったり、お水をたくさん飲んで、おしっこをいっぱいしたりなどなどさまざまな症状がありますが、何か病気になったときは、治療を受けさせてあげるようにします。
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また、病気にならないように定期的な健康診断を受けさせてあげたり、病気を予防するためにワクチンを打ったり、フィラリアの予防やノミダニの感染症による予防をしたりするもの大事です。
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怪我しないようにしたり、事故にあわないようにしつけをするもの必要です。
特に犬の場合は、十分にしつけをすることができます。
外で飛び足して車にはねられて事故をして亡くなってしまうことも少なくありません。
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飛び出したりしないようにしっかりと「待て」をさせたり、「お座り」をさせてその場を落ち着かせることができるようにしておくことも重要です。
震災などが起こったときにパニックになってしまい、逃げ惑ってしまうときにしっかりと「待て」をさせてリードをつけ、飼主様と一緒に落ち着いて行動できるようにしつけをしておきます。
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怪我を未然に防ぐためのしつけも大事になります。
怪我をしたら治療をするのは、当然ですが、怪我をしないように予防するもの大事なことになりますので、しっかりとしつけをおこない、とっさの状況でも対応できるようにしつけをしておきましょう。
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猫ちゃんの場合は、しつけることが難しいので、なるべく室内飼いをするのが、怪我や病気を予防するのには、いいことになります。
猫ちゃんは、外を巡回するもの大事な仕事ですし、外には楽しいこともたくさんあると思うのですが、怪我や病気のリスクを考えると室内飼いをされることをおすすめいたします。