炎症の治療としてのホモトキシコロジー | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
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先日は、炎症を抑えるための消炎剤として、ステロイドの話をしました。

ステロイドの消炎効果は高いのですが、酵素を阻害することによって、いろいろな副作用が生じてきます。

では、ホモトキシコロジーでは、どうなのでしょうか。

その前に炎症が起きると炎症性サイトカインというものが出てきます。
これが過剰に出てくるとからだにとっては、悪い影響も出てきます。

過剰に反応が起きたり、気道が狭くなったり、多臓器不全になったりします。

そうなるとからだにとっては、悪影響になってきます。

そこで消炎剤を使うのですが、ステロイドでは、先日話したような副作用が生じます。

ホモトキシコロジーでは、Traumeelというレメディをつかって炎症治療をするのですが、このTraumeeelには、胃腸毒性がなく、免疫ていいかもなく、傷が治りにくくなることもなく、逆に傷の治りを促進します。

また、炎症性サイトカインを減少する効果もあります。
その他の効果として、止血効果があったり、免疫のメカニズムを刺激したりするような効果もあります。

副作用もなく、さらなる効果もあるので、とても使いやすく、体にも負担の少ない治療ができます。

このあたりが、ホモトキシコロジーはとてもいい治療だと思っています。