目と肝臓は関係が深い | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
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目の病気は、細菌やウイルスが感染して

起こると現代医学では考えます。

中医学では、体の歪みによって細菌や

ウイルスが感染しやすい体になっている

ために病気になるという考えに

なります。


中医学では、眼と肝臓は関係が深い

と考えます。


目の周りには、胆経、膀胱経、胃経という

3つの経絡が走っています。


消化の機能や体液の不足が、目に影響を

与えます。


目に問題が起きるのは、目を潤す水分が

足りない時か、体内の余分な熱が体の

上の方にあがってきた時です。


どちらでも目が乾いて、赤くなって、

かゆくなり、炎症を起します


目は、風邪の影響を受けやすく、

涙目になったり、乾いた眼になったり

します。


現代医療では、目の病気には、抗生剤の

点眼薬を使ったり、ステロイドの点眼薬を

使ったりします。


中医学では、体液の不足からきているのか

過剰な熱からきているのか、見極めて

その状態を改善させていきます。


現代医療と中医学では、考え方が

違い、治療方法も違います。


胆経、膀胱経、胃経の3つの経絡を

マッサージすることもいい方法です。


マッサージと漢方薬で、点眼を使わ

なくても治ることもあります。